室清水コールド発進

第101回全国高等学校野球選手権大会 南・北海道大会 室蘭支部予選

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 第101回全国高校野球選手権大会南北海道大会室蘭支部予選は25日、とましんスタジアムでB、Cブロック1回戦3試合が行われた。白老東・伊達・富川・苫西は苫南にコールド負け。室清水は登別青嶺をコールドで下し、2回戦に進んだ。きょう26日はAブロック準決勝が行われ、室蘭東翔が苫工、大谷室蘭が北海道栄と戦う。
(吉本大樹)

連合チームに感謝

苫南8―1白老東・伊達・富川・苫西

 伊達・松原の適時二塁打で二回に1点を返した4校連合だが、反撃はここまで。三回以降も毎回走者を出され、点差を広げられた。

 伊達の和田と大畑にとっては最後の夏。小学生時代に野球を始めた2人。高校では続けるか決めかね、他の運動部も見たが結局野球に戻った。3年間で単独出場は一度も無かったが、合同練習は楽しかった。大畑は「白老東、富川、苫西のおかげで試合に出られた。後輩も皆良い選手だった」と感謝を口にした。

 六回から登板した和田。相手の勢いを止められず「もっと頑張れば勝てる試合だった」と悔しさを隠さなかった。「内野が集中していなくて(先発投手を)ボークにしてしまった」「後輩たちはミスを無くしてほしい」。やり切れない思いが次々と口を突いた。

 今秋からは、まずは伊達と白老東が連合を組む方針で、他校の参加も募る。試合後、車座になったナイン。主将の富川・三田村は「強いチームをつくってほしい」と声を掛けた。言葉の先にいるのは、もちろん後輩たち。学校の垣根を越えて集まったチームメイトだ。

 ▽Cブロック1回戦
白伊富苫 010 000 0|1
苫南   202 010 3x|8(7回コールドゲーム)

登別青嶺「悔いなし」

室清水27―12登別青嶺

【登別青嶺―室清水】1回戦敗退が決まり、スタンドに向かってあいさつする登別青嶺ナイン

 三回までに両校で17得点。序盤は激しい攻防となったが、室清水のリリーフ榎本が登別青嶺の勢いを止めると、中盤からは打線が地力の差を見せた。

 登別青嶺は、春は室清水に3―22で大敗。今回もコールド負けとはなったが、内容は大きく異なる。柳沢久志監督は「前半はもくろみ通りの展開だった」。序盤から上位打線が強気にフルスイングし、一時は大差をつけた。1年生の頃から公式戦では負けを重ねていた現3年。柳沢監督は「最後にこんな試合をしてくれた。今まででベストゲーム」と称賛を惜しまなかった。

 主将の綾木が野球を始めたのは高校から。元々、プロ野球観戦に行って選手のサインを集めるほどの野球好き。練習試合などでは室工や駒大苫の指導者にも教えを請うた。自宅での筋トレで体重を増やし、今春の大敗からは制球力を高めるべくサイドスローを習得。この日は204球を投じた。

 疲れも見せずに語ったのは「後輩たちは元気よく戦って勝ってほしい。悔いはありません」。大好きな野球に費やした3年間。最後に全てをぶつけた高校球児の表情は、朗らかだった。

 ▽Cブロック1回戦
室清水  221 518 8|27
登別青嶺 363 000 0|12(7回コールドゲーム)

苫中央8―2浦河

 苫中央は1点リードで迎えた三回、単打5本に犠打、盗塁も絡めて3点を追加。以降は3投手の継投で堅実な試合運びを見せた。浦河は得点した四回以外の走者は2人にとどまり、点差を詰め切れなかった。

 ▽Bブロック1回戦
浦河  000 200 000|2
苫中央 103 310 00×|8