【ワールドカップ女子】終了間際のPKが決勝弾に…なでしこがヨーロッパ王者オランダに屈しベスト16敗退

2019FIFAフランス女子ワールドカップ決勝トーナメントが25日に開催し、なでしこジャパンがレンヌにあるロアゾン・パルクでオランダと対戦した。

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グループステージを2位通過したことで、2017女子EURO王者との対決となったなでしこジャパン。今試合では好調を維持していた遠藤純をベンチに置き、代わって長谷川唯が先発出場を果たした。序盤から劣勢に立たされた日本は17分、左サイドからのCKをリーケ・マルテンスがニアで合わせると、ボールはゴール右隅に吸い込まれて日本が先制点を喫する。早々の失点で目が覚めた日本は、高い個人技とパスワークを活かし反撃開始。すると43分、バイタルエリアでボールを回し、岩渕真奈がディフェンスラインの背後にスルーパスを供給。反応した長谷川が冷静に流し込み、日本が同点に追い付いて試合を折り返す。

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前半終了間際に得点したことで勢いを保って後半に入った日本。右サイドハーフで先発出場した中島依美や杉田妃和が惜しいシュートを放つなど、逆転ムードを漂わせる。しかし、なかなかゴールを奪えずにいた日本は、試合終了間際に最大のピンチ。ペナルティエリア内でフィフィアネ・ミデマーが右足を振り抜くと、ボールが熊谷紗希の手に当たったとされPKの判定に。キッカーを担当したマルテンスがゴール右に確実に沈め、日本が勝ち越し弾を献上。その後の猛攻も実らなかった日本が1-2と敗戦し、同大会を後にした。

終了間際に勝ち越し弾許したなでしこがベスト16敗退

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