シャーザー8回1失点 6月は5勝0敗・防御率0.97

【ナショナルズ6-1マーリンズ】@マーリンズ・パーク

6月に入って絶好調のマックス・シャーザー(ナショナルズ)がまたも快投を見せ、チームを勝利に導いた。シャーザーは初回先頭のミゲル・ロハスにヒットを打たれたあと、8イニングを投げ切って降板するまでマーリンズ打線に4安打しか許さず、8回5安打1失点の快投。3試合連続の2ケタ奪三振となる10奪三振を記録し、2ケタ奪三振は今季7度目となった。4月20日(現地時間)のマーリンズ戦で今季ワーストの7失点を喫したあと、12先発で防御率1.76、112奪三振という素晴らしい成績を残しており、特に6月は5戦全勝、防御率0.97と絶好調。4月には防御率が4点台まで悪化するなど不振が心配されたものの、すっかり本来の姿を取り戻したようだ。

8回1失点の好投で今季7勝目(5敗)をマークしたシャーザーは、打撃面でも3打数2安打2得点の活躍。3回表の先頭打者としてヒットで出塁すると、その後一死満塁とチャンスが広がり、フアン・ソトの2点タイムリーで先制のホームを踏んだ。3点リードで迎えた4回表には、一死一塁からバント安打でチャンスを広げ、次打者のトレイ・ターナーが左中間への6号3ラン。直後の4回裏に二死三塁からカーティス・グランダーソンにタイムリーを浴びたものの、8回94球を投げて失点はこの1点のみだった。一方、マーリンズ先発のトレバー・リチャーズは3回裏と4回裏に3点ずつを失い、5回93球6失点。今季8敗目(3勝)となった。

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