昨季王者・Rソックス 貯金7でシーズン折り返し

【ホワイトソックス3-6レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

昨季のワールドシリーズ王者・レッドソックスがレギュラーシーズンの折り返し地点、今季81試合目を迎えた。3対3の同点で迎えた5回裏に、ザンダー・ボガーツがグリーンモンスターを越える左中間への15号勝ち越し2ランを放ち、6回裏にはエドゥアルド・ヌニェスの犠牲フライで1点を追加。この3点のリードを先発のデービッド・プライスからマット・バーンズ、ライアン・ブレイシア、ブランドン・ワークマンと繋ぐリレーで守り抜いた。プライスは6回3失点(自責点2)で今季5勝目(2敗)、ワークマンは今季3セーブ目をマーク。2番に入ったラファエル・デバースは3本の二塁打を放つなど、4打数4安打1打点2得点の大活躍を見せた。

初回にデバースのタイムリー二塁打で先制したレッドソックスは、先発のプライスが2回表にジョン・ジェイに同点タイムリーを浴び、3回表にはジェームス・マッキャンのタイムリー二塁打とイロイ・ヒメネスのタイムリーで2失点。しかし、3回裏に一死満塁のチャンスを作り、ジャッキー・ブラッドリーJr.はセンターフライに倒れたものの、クリスチャン・バスケスがレフトへの2点タイムリーを放って3対3の同点に追い付いた。5回裏には先頭のデバースが二塁打を放って一打勝ち越しのチャンスを作り、続くボガーツが15号勝ち越し2ラン。6回裏には無死一・三塁からヌニェスの犠牲フライで貴重な追加点を手に入れた。

勝利したレッドソックスは今季44勝37敗となり、貯金7でレギュラーシーズンを折り返し(ア・リーグ東部地区3位)。首位ヤンキースとは8ゲーム差がついているものの、2位レイズまで2ゲームの位置につけており、4年連続のポストシーズン進出は十分に射程圏内だ。

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