阪神糸井が打率.542と奮闘、広島は投手陣奮闘するも2勝5敗…19年第13週投打5傑【セ編】

阪神・糸井嘉男【写真:荒川祐史】

巨人の丸は11安打を放ち、本塁打3本、二塁打2本など活躍

 セ・リーグの今季第13週の投打5傑を見ていきたい。

【セ・リーグ6/25時点での順位表】

1 巨人(69試38勝30敗1分 率.559 差)
2 広島(72試38勝32敗2分 率.543 差1.0)
3 阪神(73試35勝34敗4分 率.507 差3.5)
4 DeNA(70試33勝36敗1分 率.478 差5.5)
5 中日(70試31勝39敗0分 率.443 差8.0)
6 ヤクルト(74試28勝44敗2分 率.389 差12.0)

【セ・リーグ第13週(6/17-6/25)の順位表】

1 DeNA6試4勝2敗0分 率.667
2 中日7試4勝3敗0分 率.571
3 巨人6試3勝3敗0分 率.500
4 阪神6試2勝4敗0分 率.333
5 広島7試2勝5敗0分 率.286
5 ヤクルト7試2勝5敗0分 率.286

 交流戦3週目、セ・リーグ全体では17勝22敗の負け越し。交流戦2位の巨人が、最下位の広島を抜いて首位に立った。交流戦好調だったDeNAは、3位の阪神に2ゲーム差に迫っている。

【打者5傑】

○安打
1 糸井嘉男(神)13
2 丸佳浩(巨)11
2 大島洋平(中)11
2 菊池涼介(広)11
5 ビシエド(中)10
5 阿部寿樹(中)10

○本塁打
1 山田哲人(ヤ)4
2 丸佳浩(巨)3
2 西川龍馬(広)3
2 ソト(De)3
2 岡本和真(巨)3
2 バレンティン(ヤ)2

○打点
1 丸佳浩(巨)8
2 西川龍馬(広)7
2 ビシエド(中)7
4 山田哲人(ヤ)6
4 ソト(De)6
4 高橋周平(中)6

○盗塁
1 大島洋平(中)3
2 近本光司(神)2
2 乙坂智(De)2
 1盗塁13人

○打率(規定打席以上)
1 糸井嘉男(神).542
2 阿部寿樹(中).455
3 丸佳浩(巨).440
4 ビシエド(中).417
5 大島洋平(中).407

○RC(Runs Created)打者の総合指標:安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味
1 丸佳浩(巨)9.07
2 菊池涼介(広)7.98
3 山田哲人(ヤ)7.88
4 糸井嘉男(神)7.858
5 ビシエド(中)6.70

 打者成績を見ると、阪神の糸井が週間打率.542、13安打と好調だった。巨人の丸は11安打2二塁打1三塁打3本塁打、打率.440、8打点をマークした。

中日ロメロは2試合で先発して2勝、広島九里も2試合に先発する

【投手5傑】

○勝利数
1 ロメロ(中)2
1 エスコバー(De)2
3 九里亜蓮(広)1
3 山口俊(巨)1
3 柳裕也(中)1
3 小川泰弘(ヤ)1
3 平良拳太郎(De)1
3 岩田稔(神)1
3 上茶谷大河(De)1
3 高橋奎二(ヤ)1
3 吉見一起(中)1
3 フランスア(広)1
3 澤村拓一(巨)1

○セーブ数
1 R.マルティネス(中)2
1 中川皓太(巨)2
1 山崎康晃(De)2
4 ドリス(神)1
4 石山泰稚(ヤ)1

○ホールド数
1 レグナルト(広)4
2 ロドリゲス(中)3
2 パットン(De)3
4 フランスア(広)2
4 エスコバー(De)2
4 マクガフ(ヤ)2
4 小野泰己(神)2
4 藤川球児(神)2

○奪三振数
1 ロメロ(中)18
2 今永昇太(De)12
3 桜井俊貴(巨)10
4 九里亜蓮(広)9
5 ジョンソン(広)8
5 高橋遥人(神)8
5 R.マルティネス(中)8
5 国吉佑樹(De)8

○防御率(規定投球回数以上)
1 ジョンソン(広)0.00
1 平良拳太郎(De)0.00
1 上茶谷大河(De)0.00
1 今村信貴(巨)0.00
5 九里亜蓮(広)0.64

○PR(Pitching Runs)投手の総合指標:(リーグ平均防御率-投手の防御率)×投球回÷9で算出、リーグ防御率は4.36
1 九里亜蓮(広)5.78
2 ジョンソン(広)3.39
3 平良拳太郎(De)3.23
4 上茶谷大河(De)2.91
4 今村信貴(巨)2.91
4 アドゥワ誠(広)2.91
4 床田寛樹(広)2.91

 雨天中止による振り替え試合があり、中日のロメロと広島の九里が2試合に先発。九里は合わせて14回を投げて自責点1の好投。同僚のジョンソンは7回零封。救援でも広島のレグナルトが4ホールドと広島勢の活躍が目に付くが、チームは2勝5敗だった。(広尾晃 / Koh Hiroo)

© 株式会社Creative2