朝河博士の顕彰継続 8月10日記念シンポ 研究者2氏が講演

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 二本松市出身の世界的歴史学者朝河貫一博士の功績を顕彰する記念シンポジウムは八月十日午後一時から福島市の県立図書館で開かれる。朝河貫一博士顕彰協会の主催。昨年の没後七十年記念シンポジウムに続く開催で、今後毎年開いて博士の足跡を伝えていく。

 シンポジウムでは、顕彰協会代表理事の矢吹晋横浜市立大名誉教授(郡山市出身)が「朝河貫一博士研究の主な課題について」、甚野尚志早稲田大文学学術院教授(福島市出身)が「朝河書簡(関連資料)から見える人脈と偉大な足跡」と題して講演する。入場無料。

 顕彰協会の糠沢修一事務局長は二十六日、説明のため福島民報社を訪れ、高橋雅行社長と懇談した。

 糠沢事務局長は「昨年の記念事業で顕彰の機運が高まった。朝河博士の命日である八月十一日に合わせてシンポジウムを開いていきたい」と語った。今後のシンポジウムの開催方針は二十九日の総会で正式に決める。

■14日「博士と書簡」講演

 県立図書館は七月十四日午後二時から同図書館で講演会「朝河貫一が文通したアメリカ人の女性たち-県立図書館所蔵の書簡から-」を開く。

 甚野教授が県立図書館所蔵の資料から朝河博士とアメリカ人女性との交流などについて解説する。予約不要で入場無料。