三菱重工また敗訴、元徴用工訴訟

ソウル高裁、賠償命令判決を支持

©一般社団法人共同通信社

ソウル高裁が入る庁舎(共同)

 【ソウル共同】戦時中に三菱重工業の広島の工場で働いた韓国人14人の遺族らが、過酷な労働を強いられたなどとして同社に損害賠償を求めた訴訟で、ソウル高裁は27日、同社に1人当たり9千万ウォン(約840万円)の支払いを命じた一審判決を支持し、同社の控訴を棄却する判決を言い渡した。

 一連の元徴用工訴訟を巡り、同社は既に上告審2件で敗訴が確定している。同種訴訟では韓国最高裁による昨年10月の初の確定判決以降、下級審でも全て原告が勝訴。26日にも、日本製鉄(旧新日鉄住金)を相手取った訴訟の控訴審判決で原告が勝訴した。