アブレイユが起死回生の逆転弾 Wソックス逆転勝利

【ホワイトソックス8-7レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

ホワイトソックスは、2点リードの8回裏にリリーフ陣が3点を失い、レッドソックスに逆転を許したものの、試合終了まであと2アウトに追い込まれた9回表一死一塁の場面で、ホゼ・アブレイユが起死回生の19号逆転2ラン。8回裏に逆転タイムリーを浴びた5番手のアレックス・コロメイが9回裏を無失点に抑え、8対7で逆転勝利を収めた。コロメイには今季初のセーブ失敗が記録されたが、今季3勝目(1敗)をマーク。レッドソックスは先発のクリス・セールが6回5失点で降板したあと、逆転に成功したものの、抑え役のマット・バーンズが踏ん張れず、今季3敗目(3勝)を喫した。

1回表にアブレイユのタイムリー二塁打、ジェームス・マッキャンとジョン・ジェイのタイムリーで3点を先制したホワイトソックスは、1回裏に先発のレイナルド・ロペスがJ.D.マルティネスに17号2ランを浴びて2失点。3回表にマッキャンの8号ソロとライアン・コーデルのタイムリーで2点を追加したが、3回裏にロペスの暴投で1点を失い、2点リードで終盤を迎えた。7回表にアブレイユのタイムリーでリードを3点に広げたあと、2番手のアーロン・バマーが7回裏にマルティネスのタイムリー二塁打で1点を返されると、8回裏には4番手のエバン・マーシャルが一死二・三塁のピンチを招き、急遽登板したコロメイがザンダー・ボガーツの2点タイムリーなどで3失点。しかし、9回表に主砲の一発で再度試合をひっくり返した。決勝弾のアブレイユは3安打4打点の大活躍。バーンズは「唯一の失投を捉えられてしまった」と痛恨の1球を悔やんでいた。

© MLB Advanced Media, LP.