いろんな記録を塗り替えそうなジャニーズ・King & Prince

ジャニーズの超人気グループ「King & Prince」は今後、どんな記録を生み出していくのだろう。

6月19日に発売されたファーストアルバムが初週46.8万枚を売り上げオリコンチャート1位を獲得。ファーストアルバム男性タレントでは歴代3位の快挙となった。ちなみに1位はCHEMISTRYの「The Way We Are」の114.3万枚、2位はKAT-TUNの「Best of KAT-TUN」の55.7万枚。つまり、ジャニーズのグループではKAT-TUNに次ぐ2位だった。

キンプリはCDシングルでも、デビュー曲「シンデレラガール」は初週57.7万枚を売り上げ、2006年のKAT-TUNの「Real Face」(75.4万枚)に次ぐデビューシングルの初週売り上げ記録の歴代2位。

2作目「Memorial」は2作連続で初週売り上げ40万枚を突破。40万枚超えはKAT-TUN以来の2組目。3作目「君を待ってる」は3作連続初週30万枚越え。KinKi Kids、KAT-TUNに次ぐ史上3組目と快進撃を続けている。

芸能関係者は「今はCDが売れる時代じゃないのに、高い売り上げをキープしているのはすごいです。KAT-TUNが6人のまま続いていたら、すべてのCD売り上げの記録を塗り替えていたのではないかと言われています。残念ながら、KAT-TUNはメンバーが半減しました。しかし、キンプリはKAT-TUNが成し遂げられなかった、その記録更新ラッシュをやるかもしれません」と語る。

オリコンチャートの初週売り上げ30万枚突破の記録に関しては、デビューから連続することが条件。デビューから3作連続30万枚突破の記録は現存するアーティストではキンキ、KAT-TUN、キンプリの3組しか達成していない。この先、キンプリが連続記録を伸ばせば、単独記録達成になる。キンキは12作連続、KAT-TUNは7作連続を記録している。キンプリは十分、記録更新を望めそうだ。

人気の勢いは止まらず、ファンクラブ会員数は43万人を超えた。7月19日から始まる全国ツアーの会場キャパ数トータルはおおよそ34万~35万人。単純計算で5万人以上がチケットが取れないことになる。

先日チケットの当落が発表され、SNSでは「キンプリ全滅」がトレンド入りするほど、チケットが取れず「全滅」したファンが多数。プラチナチケットになっている。

前出関係者は「キンプリは単独でのドームコンサートをまだ行っていません。ファンクラブ会員数を考えれば、ドーム公演は可能。キンプリは史上最短での5大ドームツアー(東京ドーム、京セラドーム、ナゴヤドーム、札幌ドーム、福岡ヤフオクドーム)の記録更新が可能です。デビュー5年以内に行えば史上最短での開催となります」と言う。

ちなみに、ジャニーズ事務所所属グループで5大ドーム公演を行ったのは、キンキ、嵐、関ジャニ∞のみ。5大ドームツアーを行えば、キンプリは史上4組目となる。

また、東京ドーム連続公演記録も更新が見込める。2009年、KAT-TUNは「KAT-TUN  Break the Records」を開催。当初は7日間連続公演予定だったが、38.5万人動員予定が、84万人を超える応募があったため、史上初となる8日連続公演を行った。

「キンプリのファンクラブ人数であれば、7日以上の連続公演が可能です。9日以上となれば、KAT-TUNを超える偉業の達成となります。そのためには、どれだけファンクラブの数が増えていくか。それに、2020年に嵐が活動休止するにあたり、どれだけファンがキンプリに流れてくるか」と同関係者は指摘している。(二浦誠)

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