スパイ事件捏造を謝罪

文大統領、在日韓国人に初めて

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 韓国の文在寅大統領は27日、大阪市内で在日韓国人らと懇談し、韓国の軍事独裁政権時代に多数の在日韓国人が公安機関の拷問捜査で「北朝鮮のスパイ」にでっち上げられた被害に言及し「独裁権力の暴力に深く傷ついた被害者たちと家族に、大統領として国家を代表して心から謝罪する」と述べた。韓国大統領が在日韓国人の事件捏造被害で謝罪するのは初めて。

 韓国では1987年の民主化まで独裁政権期に公安機関が留学や商用で韓国へ渡った在日韓国人をスパイとして摘発する事件が頻発した。当時救援運動を行った市民団体の集計では少なくとも160人が摘発された。