ダルビッシュ2本塁打浴び5回5失点 勝敗なしストップ

【ブレーブス5-3カブス】@リグリー・フィールド

カブス先発のダルビッシュ有は、1回表一死三塁から暴投により先制点を献上すると、2回表にブライアン・マッキャンの8号ソロ、3回表にニック・マーケイキスの7号ソロを浴びて序盤3イニングで5失点。悪天候による48分間の中断を挟み、4回表と5回表はいずれも三者凡退に抑えたものの、5回5失点で日本時間4月21日のダイヤモンドバックス戦以来となる今季4敗目(2勝)を喫した。ダルビッシュは5月以降、10試合連続で勝敗なしの先発登板となり、オープナーを除くメジャー記録に並んでいたが、その記録はストップ。日本時間4月28日のダイヤモンドバックス戦を最後に白星から遠ざかっている。

今季2度目の先発登板となったブレーブス先発のダラス・カイケルは、3イニング連続で併殺打を打たせるなど、3回まで無失点に抑えていたものの、雨天中断を挟んだあと、4回裏にウィルソン・コントレラスの17号ソロ、5回裏にクリス・ブライアントの16号ソロで失点。6回裏は一死からコントレラスに三塁打を浴びてジェイソン・ヘイワードのショートゴロの間に3点目を失い、アディソン・ラッセルにヒットを許したところで降板となった。3本の併殺打を打たせるなど、随所に持ち味を発揮したものの、6回途中8安打3失点とやや不満の残るピッチング。それでもリリーフ陣が2点のリードを最後まで守り抜き、カイケルにはブレーブス移籍後初勝利が記録された。

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