大谷3安打&全打席出塁 エンゼルスが2連戦をスイープ

【レッズ1-5エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは、先発のハイメ・バリアが5回表にヤシエル・プイーグの17号ソロで先制を許したものの、5回3安打1失点の好投。打線は直後の5回裏にジャスティン・ボーアの7号ソロで同点とし、8回裏には一挙4点を勝ち越して5対1でレッズを破った。3番手として8回表の1イニングを無失点に抑えたキャム・ベドロージアンが今季3勝目(3敗)をマーク。レッズは、先発のタナー・ロアークが6回途中4安打1失点と好投したものの、3番手のライセル・イグレシアスが1回4失点と炎上して今季7敗目(1勝)を喫し、敵地エンゼル・スタジアムでの2連戦で被スイープを食らった。

5回裏に同点の7号ソロ、デービッド・フレッチャーのタイムリー内野安打で勝ち越した8回裏にダメ押しの8号3ランを放ったボーアの活躍が光った一戦だったが、定位置の「3番・指名打者」で先発出場した大谷翔平の活躍も見事だった。初回の第1打席でレフトへのヒット、4回裏の第2打席で右中間への二塁打を放つと、6回裏の第3打席では四球を選んで出塁し、次打者の初球にすかさず走って今季4個目の盗塁に成功。8回裏の第4打席では勝ち越し点に繋がるレフトへのヒットを放ってチャンスを広げ、3打数3安打1四球で全打席出塁の大活躍だった。この日の活躍により、打率は.291、OPSは.860へ上昇。6月は23試合に出場して打率.333、6本塁打、OPS1.033と見事な活躍を続けている。

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