伊達緑丘コールド負け

第101回全国高等学校野球選手権大会 南・北海道大会 室蘭支部予選

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 第101回全国高校野球選手権大会南北海道大会室蘭支部予選は27日、とましんスタジアムでBブロック準決勝が行われた。伊達緑丘は苫中央と対戦。中盤まで投手戦に持ち込んだが、七回に3長打を浴びコールド負けを喫した。きょう28日はCブロック準決勝があり、室栄―苫南、室清水―鵡川が行われる。
(吉本大樹)

スクイズ成功

苫中央9―1伊達緑丘

【伊達緑丘―苫中央】4回1死3塁でスクイズを成功させる伊達緑丘の坂野

 伊達緑丘は四回1死で主将の塚本が右中間を破る三塁打。続く坂野にはスクイズのサイン。外角の直球に体勢を崩されながらも飛びつき、塚本を生還させた。苫中央の先発手代木から三回までに8三振を喫していた。厚い投手陣を誇る相手を前に、意地で作ったワンチャンスを逃さなかった。

 3年の坂野が公式戦でスクイズを成功させたのは初めて。仲間と朝練に向かう電車内で「皆で勝負しよう」と誓って迎えた試合。「悔しさもあるけど、今までやってきた達成感もある。技術よりメンタルで打てた」と悔いは残さなかった。

 打撃練習では逆方向狙いを徹底。塚本の三塁打はその成果だ。変化球は捨て直球勝負。「タイミングを合わせて芯を食った完璧な当たり」だった。試合後、後輩たちに「一緒に野球ができてよかった」と涙ながらに感謝を伝えた。「昨年も準決勝で負けた。決勝まで行きたかった」と話しながらも表情は潔かった。

 バントの成功率は課題だった。逆方向への打撃も必ずしもうまく実践できていたわけではない。吉田和弘監督は「ファインプレーだった。野球の神様はいるんだな」。3年生が与えてくれたごほうびが、指揮官をほほ笑ませた。

 ▽Bブロック準決勝
苫中央  001 000 53|9
伊達緑丘 000 100 00|1(8回コールドゲーム)

駒大苫が快勝

駒大苫7―1静内

 駒大苫が静内の好左腕小瀧を攻略した。17安打の全てが単打。低めの鋭い打球を徹底し、六、九回以外は毎回先頭打者が安打で出塁と相手にプレッシャーを掛け続けた。静内打線はつながりを欠いて散発6安打。

 ▽Bブロック準決勝
駒大苫 200 210 200|7
静内  000 100 000|1