東京音楽大学 藤田真央(大学3年)が 第16回チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門で第2位受賞

2019/6/28
東京音楽大学(TCM)

東京音楽大学
藤田真央(大学3年)が
第16回チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門で第2位受賞

東京音楽大学(東京都目黒区 学長 野島稔)の器楽専攻(ピアノ演奏家コース・エクセレンス)3年に在学中の藤田真央が、第16回チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞しました。
チャイコフスキー国際コンクールは、モスクワで開催される権威あるクラシック音楽のコンクールです。今回ピアノ部門のファイナリスト7名中、日本人として唯一残り、ピアノ部門で日本人が上位入賞となるのは2002年上原彩子さんに次いで17年ぶりです。
今回の大会期間は、6月17日から29日で、ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、声楽、木管、金管の6部門が開催されました。

チャイコフスキー国際コンクールの公式ホームページ: https://tch16.com/en/

■ 野島稔 東京音楽大学学長(大学1年から指導)がコメント
おめでとうございます。海外で開催されるコンクールでのピアノの受賞者は、海外で何年か勉強をした後に受賞するケースが多かったですが、これまでにほぼ日本でしか勉強してこなかった藤田くんが受賞したことは、大変にまれです。藤田くんの演奏をはじめて聴いたのは、彼が小5の時に参加した全日本学生音楽コンクールでしたが、非常に大きな力を秘めている子だと感じていました。それからというもの、非常に順調に、こちらの予測、期待をはるかに上回る成長を遂げていると思います。彼は音楽の楽しさ、演奏の楽しさを直接聴衆に伝えられる稀有なピアニストだと思います。最初に出会った時に感じた大きな可能性を今も感じています。これからも期待しています。