セクハラ元校長に賠償を命令

京都地裁、元高校講師の被害認定

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記者会見する太田恵子さん=28日午後、京都市

 勤務先の通信制高校「つくば開成高京都校」(現京都つくば開成高)の上司だった元校長の男性からセクハラを受けたとして、元講師の太田恵子さん(32)が元校長と学校法人「つくば開成学園」(茨城県牛久市)に慰謝料など約7千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、京都地裁は28日、元校長と法人に計約590万円の支払いを命じた。

 久留島群一裁判長は判決理由で「校長と講師の立場の違いなどにより強く拒絶できない状況で、元校長が原告の意に反して行った。性的自由の侵害は明白」とセクハラを全面的に認定。太田さんが発症したうつ病なども、セクハラ被害との因果関係を認めた。