【MLB】「しまった!」米で痛恨の本塁打“アシスト” フェンス超え気付かずキョロキョロ…

ロッキーズのデビッド・ダール【写真:Getty Images】

ベリンジャーの大飛球にジャンプ、一度はグラブに入るも…

■ドジャース 12-8 ロッキーズ(日本時間28日・コロラド)

 ドジャースの主砲として、今季驚異的な活躍を見せているコーディ・ベリンジャー外野手。27日(日本時間28日)に行われた敵地ロッキーズ戦で27号ソロを放ったが、これが何とも“幸運”な一撃となった。

 2回の先頭打者として打席に入ったベリンジャー。1ストライクから、ロッキーズ先発のランバートが投じた93.3マイル(約150キロ)のフォーシームを捉えると、打球は左中間へと深々と舞い上がった。

 ロッキーズの中堅手デビッド・ダールが打球を懸命に追う。フェンス手前、ギリギリのところでダールはジャンプ。必死にグラブを伸ばすと、打球はその中に入った。一度は…。次の瞬間、グラブからボールが溢れ出ると、そのまま外野フェンスの向こう側へと消えていった。

 ただ、ボールの行方に気づいていないダール。辺りを見回しても白球はない。グラブの中を見ても、もちろんボールはない。再び慌てふためいて周囲をキョロキョロ…。それでもボールは見当たらなかった。

 MLB公式インスタグラムが「コーディ・ベリンジャーになると、全てがうまくいく」と題して、この場面を動画で紹介すると、50万回を超える再生回数を記録。ファンは衝撃の珍プレーに「みんなダールにありがとうと言うね」「これはエラーにカウントされるの?」「これはエラーに? それとも本塁打?」とコメントが並んだ。

 また、MLB公式サイトの人気コーナー「Cut4」のインスタグラムも、この場面を「しまった!」という一言とともに紹介。ファンからも「ナイスアシスト、ダール」「ワオ」と珍プレーを犯してしまったダールを哀れんでいた。(Full-Count編集部)

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