沖縄で梅雨明け 平年より6日遅く

きょう29日(土)午前、沖縄気象台は、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。平年より6日遅い梅雨明けとなりました。沖縄地方は先月16日に平年より7日遅く梅雨入りし、梅雨の日数は44日間でした。

沖縄気象台によると、向こう一週間も、太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。

梅雨期間の雨量は、那覇711.0ミリ(平年比187%)、名護798.0ミリ(平年比215%) など活発な梅雨前線が度々かかったことや先日の熱帯低気圧の影響で平年を大きく上回りました。一方で、宮古島202.5ミリ(平年比68%) 、石垣島219.0ミリ(平年比66%)などと晴れた日が多く、空梅雨となりました。

なお、梅雨は季節現象であり、その入り明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。

気象予報士・長谷部 愛

画像について:「29日午前9時頃 那覇市国際通り。(撮影:気象予報士・崎濱綾子 )」

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