【MLB】大谷翔平、試合後の一問一答「去年と違う学ぶところがいっぱいある」

今季5度目となる猛打賞を記録したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

「納得できる打席多い」「ストライクゾーンをしっかり振ること」

■アスレチックス 7-2 エンゼルス(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地アスレチックス戦に「3番・DH」で4試合連続でスタメン出場し、4打数3安打で今季5度目の猛打賞と大暴れした。

 第1打席は相手の好守に阻まれて左直に倒れたが、第2打席で右前安打を放って5試合連続安打。第3打席で三塁への内野安打とすると、第4打席には打球速度110マイル(約177キロ)の弾丸ライナーで右中間を破り二塁打。4打数3安打で今季5度目の猛打賞とし、打率を3割に乗せて.301とした。

 この日のアスレチックス戦後の大谷の一問一答は以下の通り。

――試合を振り返って。
「もうちょっと序盤に点を入れられたら、初回も結果的に取られましたけど、いい打撃ではあったので、そこで繋いで早い回に同点にできていたら、ちょっと違ったかなと思います」

――8回は左腕からの二塁打。
「右左関係なくいい見え方はしているかなと思うので、あの打席もいい対応ができたかなと思います」

――打率3割に乗った。好調の要因は。
「各打席、昨日もそうですけど、納得できる打席が多いかなと思う。その中で直さないといけないところはありますけど、その中で比較的納得できている打席が多いので、1打席1打席切り替えていけてるかなと思う」

――6月は月間最多の30安打。
「日に日に体調もそうですけど、良くはなっていると思うので、1日1日が、毎日言ってますけど、それが大事かなと思いますので、まずはこのカードを取りたい。明日明後日頑張りたいなと思います」

――どれだけ打てるか、自分に楽しみを感じるか。
「打てた打てないはもう結果なので、それを次の打席に改善できたらそれはそれで楽しいですし、いい状態をキープできるのもそれはそれでいい経験じゃないかと思うので、1個1個大事にしたい」

――難しい球も打てている。
「全体的に見たら甘い球をしっかり打てているなという印象かなと思う。際どい球、際どい変化球にしっかりバットを止めながら、甘く来た変化球に対してしっかりいい軌道で出していけているので結果がいいんじゃないかなと思います」

――左腕に対して内角を二塁打。イメージ通りか。
「軌道には合ってましたね。あとはもう少し下を叩けたら良かったですけど、難しいコースだったのでああいう感じになったかなと思います」

――全コース、全カウントでイメージ通りか。
「基本的にはストライクゾーンに来た球を打つだけなので、ストライクゾーンに来た球に対しては軌道をズラすことなく対応できるゾーンだと思っているので、崩されない中でのボールをしっかり捉えていけたらいいんじゃないかなと思います」

――今季は試合に出続けている。
「出続けて勉強になることももちろんありますし、代打で出る試合もある。1打席限定の試合の中でも勉強できることはたくさんあるので、去年とはまた違う学ぶところがいっぱいあるんじゃないかなと思います」

――いま打席で心がけていることは。
「ストライクゾーンをしっかり振ること。1番大事なところで、1番できないところなので、そこを1番大事にしたいなと思います」(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

© 株式会社Creative2