トランプ氏、安保条約「不公平」

見直し要求、破棄は否定

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記者会見するトランプ米大統領=29日午後、大阪市

 トランプ米大統領は29日、20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)閉幕後に大阪市内で記者会見し、日米安全保障条約について「不公平な合意だ」と述べた。日本の防衛義務を負う米国の負担が一方的だとの不満を改めて表明し、見直す必要があるとの考えを示した。「変えなければならないと(日本に)伝えた」と語った。条約破棄については「全く考えていない」と否定した。

 日米関係の基軸で、アジア太平洋地域における米国の存在感を示す役割も持つ日米安保条約について、米大統領が疑念を示すのは極めて異例。日本側はトランプ氏の真意を確認し、認識の修正を迫るとみられる。