現地時間29日に2019FIFAフランス女子ワールドカップ準々決勝が開催。オランダとイタリア、スウェーデンとドイツといったヨーロッパ勢がそれぞれ対戦した。
【ワールドカップ女子】終了間際のPKが決勝弾に…なでしこがヨーロッパ王者オランダに屈しベスト16敗退
決勝トーナメント1回戦でなでしこジャパンに劇的PK弾で勝利したオランダ。イタリアとの一戦では後半に入ってスコアを動かす。70分に左サイドでFKを獲得すると、シェリダ・スピッツェが右足でクロスを供給。代表歴代最多スコアラーのフィフィアネ・ミデマーが頭で合わせ、オランダが先制に成功する。さらに80分には、再びスピッツェのFKからステファニー・ファン・デル・フラフトがヘディングシュートを決めて勝負あり。2-0と勝利を収めベスト4進出を果たした。
【ワールドカップ女子】アメリカがPK2発でスペインに競り勝つ!スウェーデンは虎の子の1点を守り切る
FIFAランク9位のスウェーデンは、ランク2位のドイツ相手に苦しい展開を強いられる。16分にミスからボールを奪われ、最後はリナ・マグールに決められて先制を許してしまう。それでも、20年以上勝てていないドイツにスウェーデンが反撃を開始する。22分にソフィア・ヤコブソンのゴールで同点に追いつくと、48分にこばれ球に反応したスティーナ・ブラックステニウスが押し込んで逆転に成功。追加点を与えなかったスウェーデンが2-1で勝利し、同大会4強入りと東京オリンピック出場を決めた。