ツイッターで呼びかけたこのパフォーマンスを後世の歴史家はどう評価するだろうか―。６月末のトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の板門店での会談。トランプ氏は現職の米大統領として初めて北朝鮮側に越境した。米朝首脳会談は昨年６月のシンガポール、今年２月のハノイに続き３回目。トランプ氏は金氏をホワイトハウスに招待。停滞した非核化交渉の行方は？
写真でこの日の様子を追った。
【トップたちの対面】
【境界越え】
【双方の発言内容】
金氏 トランプ大統領は史上初めてわれわれ（北朝鮮）の地を踏んだ米大統領となった。トランプ氏が境界線を越えたのは、良くない過去を清算し、今後良い未来を開拓しようという人並みならぬ英断の表現だと思う。
トランプ氏 この境界線を越えたことは大変光栄だ。多くの進展があり、強固な友情が築かれた。多くの前向きなことが各地で起きた。私と金正恩氏は出会った初日からお互いに好きだった。彼を（米国に）招待する。歴史的だ。世界にとって素晴らしい日だ。
【板門店での会談】
【非武装地帯（ＤＭＺ）の視察】
【会談のポイント】
・トランプ氏が現職米大統領として初の北朝鮮側に越境
・数週間以内に非核化の米朝実務協議も再開
・トランプ氏、金氏をホワイトハウスに招待
・米メディアによると、金氏はトランプ氏を平壌に招待
・対北朝鮮制裁を維持するが、今後の交渉の進展次第で制裁を見直す可能性
【ソウルで】
（まとめ 共同通信＝柴田友明）
