サッカー史上最悪の怪我…ドルトムント若手、21歳で現役引退

ついに7月を迎え、来季に向けた話題が増えてきた欧州サッカー界。

そうした中、ドルトムントはイタリア人DFダリオ・スクデーリが現役引退を決断したと発表した。

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スクデーリは1998年生まれの21歳。2016年9月のUEFAユースリーグで左ヒザに正視できないほどの凄まじい重傷を負った

手術を担当した外科医も「想像しうるなかで最悪の怪我」と述べるほどで、靭帯が完全に断裂していた。

8,9回もの手術を経て、昨年夏にドルトムントⅡの試合に復帰。ただ、怪我の再発が懸念されることから、この若さで引退することに決めたとのこと。

『Sport1.de』によれば、本人はその決断についてこう述べたという。

ダリオ・スクデーリ

「簡単な決断ではなかった。

フットボールをプレーすることは、常に大きな夢だった。そのために全てを賭して戦った。

でも、フットボールでは何が起きるか誰にも分からない。だから、安全な選択肢を選んだんだ」

カーステン・クラマーCEOにその決断を伝えた際には涙していたようだ。そのうえで、ドルトムントは、クラブ内にはいつでも彼の居場所はあるとしている。

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