モノクロ時代と違って【私鉄に乗ろう86】秋田内陸縦貫鉄道again その16

※2017年1月撮影

また桧木内川を渡ります。次の松葉駅までは3回(支流をいれて4回)渡ります。モノクロ時代と違って橋梁の上のレールも雪を被っていません。

松葉駅までは1989年(平成元年)に開業した新しい区間なので、上下の凸凹もないスムースな直線です。

桧木内川を渡ります。とにかく真っ直ぐ。

急行停車、駅です。

3.3kmで松葉駅。ありゃ、また雪が深くなっていますね。

駅名標。1970年(昭和45年)旧国鉄角館線の終着駅として開業。1989年(平成元年)に比立内駅までの29.0kmが延伸開業するまで、旧国鉄時代は角館駅との間で1日3本の列車が運行されていたダケでした。羽後中里駅までの区間に比べれば谷の部分、幅が少し広がって農地が広がって集落も散見します。しかし八津駅までは山間の谷間です。平均乗車人員のデータがこの駅から公表されています。乗車人員は1人/日(2016年)と極めて少ない数字になっています。

田沢湖の東側に、JR東日本田沢湖線に田沢湖駅があります。同じ様な距離感で田沢湖の西側に松葉駅があります。ただしJR田沢湖駅から田沢湖には定期的にバスが運行していますが松葉駅からはタクシーでの移動になります。

松葉駅〜角館駅間(19.2km)は、1970年(昭和45年)も旧国鉄角館線として開業した区間です。直線ですが微妙に凸凹があります。

2.9kmで羽後長戸呂駅。

駅周辺は松葉駅よりも人家は少ない印象です。

駅名標。平均乗車人員は5人/日(2016年)と松葉駅よりも多いのは通学する学生さんがいるのかな。

では、【私鉄に乗ろう86】秋田内陸縦貫鉄道again その17 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)

「【私鉄に乗ろう 86】秋田内陸縦貫鉄道 」一覧

© 株式会社エキスプレス