延長11回ウィータースが決勝2ラン カージナルス勝利

【カージナルス5-3パドレス(延長11回)】@ペトコ・パーク

カージナルスは、5回終了時点で3点のビハインドを背負ったものの、試合後半に反撃を開始。6回表に2点を奪って1点差に詰め寄ると、8回表には敵軍セットアッパーのクレイグ・スタメンからタイラー・オニールがヒットを放ち、右翼フランミル・レイエスのエラーの間に二塁走者のポール・ゴールドシュミットが生還して同点に追い付いた。そして、延長11回表にパドレス6番手のブラッド・ウィークからマット・ウィータースが特大の4号2ラン。これが決勝点となった。2回2/3を投げて1安打無失点の好リリーフを見せたカージナルス5番手のカルロス・マルティネスが今季2勝目(0敗)、7番手のドミニク・リオンが今季初セーブをマーク。決勝被弾のウィークは今季初黒星(0勝)を喫した。

カージナルスがマイルズ・マイコラス、パドレスがジョーイ・ルケーシーの先発で始まった一戦は、初回にマニー・マチャドの20号2ランでパドレスが先制。5回裏にはエリック・ホズマーのライトへのヒットで一塁走者のフェルナンド・タティスJr.が生還する好走塁を見せ、リードを3点に広げた。しかし、カージナルスは6回表に一死満塁のチャンスを迎え、タイラー・オニールこそ空振り三振に倒れたものの、ジャイロ・ムニョスの2点タイムリーで1点差。そして、8回表に敵軍のミスで同点とし、延長11回表にウィータースが決勝アーチを放った。マイコラス降板後、カージナルスのリリーフ陣は6人の投手が合計5イニングを2安打無失点に抑える好投を披露。延長戦を制したチームの勝利に大きく貢献した。

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