寝室に花を飾ると、痩せにくくなる!? その理由を医師が解説

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部屋に花を生けると、視覚的にリラックスできるものです。しかし、それが寝室だと、眠りの妨げになり、結果的に痩せにくくなってしまうこともあるのだとか。肥満外来専門医の佐藤桂子さんがメカニズムを解説しました。

【7月1日(月)『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」(ナビゲーター:別所哲也)】
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■寝室に生花はNG

佐藤:寝室に生花を飾らない方がいいことは、最近わかってきました。なまものが入っている水は、カビや雑菌などの微生物が繁殖する温床になります。寝ている間に微生物が混ざった水蒸気を吸うと、深い睡眠が妨げられ、成長ホルモンの分泌も少なくなると考えられています。

乾燥が気になる場合は、洗濯物を部屋干しするのがおすすめ。一度乾けばそれ以上は湿気を放散させません。ただしきちんと洗濯したものを干すことが重要です。

■しっかり眠れないと痩せにくくなる

質のいい眠りは、ダイエット効果にも繋がります。

佐藤:成長ホルモンには、疲れた体をリセットする「アンチエイジング」と、「ダイエット効果」の二つの役割があります。成長ホルモンの脂肪分解力は、1日あたりおよそ300キロカロリーもあります。ご飯ならおよそ1.5杯分、食パンならおよそ2枚分に相当するカロリーを燃焼する計算になります。

しかし、しっかり眠れていないと成長ホルモンの分泌は通常の30パーセントほどしか体内に存在しません。

佐藤:これを単純計算すると、一晩におよそ200キロカロリーの脂肪が分解されずに蓄積されることになります。つまりもし1ヶ月間、深い睡眠ができない状態が続けば、200キロカロリー×30日で6000キロカロリーが分解されないことになります。

体重1キロあたりの脂肪は7200キロカロリーに換算できるため、1ヵ月強でおよそ1キロの差になる可能性があります。

「生花を飾ると深い睡眠が妨げられる」「痩せやすい体になるためには、深くて質のいい睡眠が大切」ということは、「寝室に生花を飾ると痩せにくくなる」と言えます。生花を見ると心はきれいになりますが……ちょっと残念な話ですね。

より詳しく知りたい方は、佐藤さんの著書『ダイエット外来の寝るだけダイエット』も手にとってみてください。

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番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
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