最多は鷹7人、最少は中日&オリで3人 初選出はセ11人、パ3人…球宴選出選手の内訳は?

DeNA・今永昇太(左)とオリックス・山本由伸【写真:荒川祐史】

監督推薦が発表され、セパ両リーグ28人ずつの選出が決まる

 NPB(日本野球機構)は1日、7月12日に東京Dで、7月13日に甲子園で行われる「マイナビオールスターゲーム2019」の監督推薦選手を発表した。

 セ・リーグでは中日の柳裕也投手や巨人の菅野智之投手、広島の菊池涼介内野手、DeNAの神里和毅外野手らが選出。パ・リーグでは西武の平井克典投手、高橋光成投手やソフトバンクの高橋礼投手、甲斐拓也捕手、オリックスの山本由伸投手らが新たに選出された。

 セ・リーグ、パ・リーグともに、最後の1人となる「プラスワン投票」を残し、28人の選出選手が決定した。両リーグで最多はソフトバンク。ファン投票で選ばれた千賀滉大投手、今宮健太内野手、柳田悠岐外野手に加え、選手間投票で松田宣浩内野手、アルフレド・デスパイネ外野手、そして監督推薦で高橋礼投手、甲斐拓也捕手と7人が選ばれた。

 これに次ぐのが広島で6選手。ファン投票で大瀬良大地投手と鈴木誠也外野手が選ばれ、監督推薦で床田寛樹投手、ヘロニモ・フランスア投手、會澤翼捕手、菊池涼介内野手と4選手が選出。阪神、巨人、DeNA、西武、楽天が5人ずつとなった。

 ヤクルト、日本ハム、ロッテが4人ずつとなり、両リーグで最も選出者数が少なかったのは中日とオリックスの3人ずつ。中日は12球団で唯一ファン投票での選出がなく、選手間投票で高橋周平内野手が、監督推薦で柳裕也投手と京田陽太内野手が選ばれた。オリックスはファン投票で選ばれた吉田正尚外野手に加え、監督推薦で山本由伸投手と山岡泰輔投手が新たに選出された。

 球宴最多選出となったのは巨人の坂本勇人内野手で11度目。阪神藤川球児投手、ソフトバンクの松田宣浩内野手が9度目で続き、巨人菅野智之投手は7度目。初選出は両リーグ通じて14人。セは11人になり、広島の床田やフランスア、中日の柳、DeNA今永昇太投手や阪神の青柳晃洋投手、パ・リーグは西武の平井、高橋光、ソフトバンクの高橋礼の3人だけとなった。(Full-Count編集部)

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