梅雨前線 この先も九州付近に停滞するおそれ

停滞する梅雨前線の影響で、九州を中心に大雨となっている地域があります。九州南部では、1日17時の時点で、24時間に降った雨の量が300ミリを超えている所もあります。

2日も、西日本から東日本の太平洋側では雨が降りやすく、九州を中心に、雷を伴った非常に激しい雨の降るおそれがあります。
降り続く雨で、土の中の水分量が多くなっている地域もあるため、土砂災害には厳重に警戒してください。また、河川の増水などにも警戒が必要です。

この梅雨前線は、活動に強弱はあるものの、今後も九州付近に停滞する可能性があります。九州を中心に、この先も長期間の警戒が必要となるかもしれません。

気象予報士・原田 雅成

画像について:1日午後5時現在の土壌雨量危険度

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