県内走る聖火ランナーを公募 51人、1人200メートル

県庁

 県は1日、2020年東京五輪の聖火リレーランナーの一般公募を始めた。県内分の募集枠は51人で、1人が約200メートルを2分ほどかけて走る。申し込みは8月31日必着。

 応募資格は、08年4月1日以前に生まれた神奈川にゆかりがある人で、国籍・性別は問わない。▽スポーツ・健康▽街づくり・持続可能性▽文化・教育▽経済・テクノロジー▽復興・オールジャパン・世界への発信-の5分野のいずれかで志望理由をまとめた自己PR文(400字程度)を提出するほか、第三者の推薦が必要となる。

 応募方法は、聖火リレー県実行委員会のウェブサイトにある応募フォームか、応募用はがきで申し込む。当選者には公式ユニホームが提供され、トーチ購入権も与えられるという。

 県内の聖火リレーは、来年6月29日から7月1日の3日間で実施。箱根・芦ノ湖をスタートし、大山や江の島、鎌倉、三浦半島、横浜など15市町を駆け抜ける。ランナーは県のほか、日本コカ・コーラ、トヨタ自動車、日本生命保険、NTTのスポンサー企業4社もそれぞれ公募しており、1人につき最大5回のチャンスがある。

 県の募集に関する問い合わせは、県実行委聖火ランナー応募管理事務局電話045(548)8105(平日午前10時~午後5時)。

© 株式会社神奈川新聞社