大雨えびの1時間66ミリ 道路冠水や崩落

大雨で水路があふれ、私設の橋が壊れるなど被害が出た民有地=1日午前11時13分、小林市須木(画像の一部を加工しています)

 県内は1日、九州付近に停滞する梅雨前線の影響で、えびの市で午前1時40分ごろまでの1時間に66ミリの非常に激しい雨を観測するなど南部を中心に大雨が降った。都城市で道路が冠水し、床上・床下浸水の住宅被害があった。小林市では水路の水があふれ、私設の橋が壊れる被害が発生。JR吉都線が始発から運転を見合わせるなど、交通機関が乱れた。大雨・洪水警戒レベル(5段階)は一時、速やかな避難を促す4となった。宮崎地方気象台は2日以降も大雨の恐れがあるとして、土砂災害や低い土地の浸水に警戒を呼び掛けている。

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