7月のバスを仕留める、達人のシーズナル【伊藤雄大】

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バス釣りの面白さは、シーズナルパターンにあり! シーズンによるバスの習性を読んで、狙い通りに釣る…これはエキスパートのみならず、初心者にも必要な基礎情報だ。バスのみならず、フィッシュイーター全般に精通する伊藤雄大さんの、ベーシックかつ独創的なシーズナルパターンは一読の価値あり。7月の1尾を仕留めるための、パターンを解説する!

伊藤雄大(いとうゆうだい)

総合メーカー・オフィスZPIのメインプロモーター。ハードルアーのみ使用可能なバストーナメント2019年H-1グランプリ亀山湖戦では3位表彰台を獲得。エリアフィッシングでは絶対王者の異名を持ち、そこで培ったレンジコントロールを武器に様々な魚種を追いかけるプロアングラー。

170名の参加者で賑わった2019H-1GP亀山湖戦ではベイトフィッシュに着いたバスを捉え表彰台を獲得

伊藤さんの愛用するアルカンセロッド。バーサタイル、ジグワーム、ファーストムービングの3つのカテゴリーに分けてラインナップ!もちろん「巻き」の釣りにも完璧に対応可能だ

夏バスは依然高活性!! 居場所を見極め連発せよ

 梅雨入りから梅雨明けにかけて、バス釣りはハイシーズンまっただなか。そして7月中旬の梅雨明け以降に本格的な夏パターンに突入する。そんな夏の釣りを解説してくれたのは伊藤雄大さん。
伊藤「梅雨明け以降、釣り場の水温は1年を通して最も高くなる。近年は気温40度を超える日もありますが、当日の最高気温からマイナス5度くらいまでは水温は上がります。平地の皿池だけでなく、山間のダム湖でも水温が30度を超えることも。ここまで上がると、ほぼお湯ですよね(笑)」。

【7月】雨パワー、朝夕のマズメパワーが高まる

伊藤「上旬は、6月から引き続き、バスの最盛期です。雨が降ったらバズベイトを投げ、トップに反応する高活性バスを釣る。バスは産卵から完全に回復しており、エサを求めてあちこちを動き回ります。雨が降ったときの爆発力はホントすごい。特に梅雨明け直前の大雨は大釣りできるイメージが強い。梅雨明けは例年中旬頃かな?」。

伊藤「雨が多い季節ですが、7月に入ると日差しが強くなるため、シェードへの依存度は高まる。シェードを探れば釣れることも多いけど、晴天時はカバーの最奥に入れないと反応しなかったり…。8月に向けて水温がどんどん高くなるため、水温が上がる前の朝マズメ、日差しが弱まる夕マヅメに好反応を示すことも多くなる。マヅメは絶対に外せません」。

雨は7月のキーワード

伊藤「梅雨時は絶好調が続く。梅雨明け後も雨が降ったらチャンス。夏に向けて水温が急激に上がる時期だけに、雨が降り涼しくなると活性が一気に高まる。インレットや川絡みのエリアが有望」。

オススメルアー筆頭はバズベイト!

伊藤「梅雨時期は、水が濁っている状況(釣り場)でもバスにしっかりアピールするバズベイトが有効です。7月になると水温が上がり、魚の動きも速くなる。こんなときは水面を効率的に引け、カバーにも強いバズベイトが使いやすい。高速巻きで誘うならそのまま、巻き速度をちょっと緩めたいときは4 〜5インチのトレーラーワームをセットする。モデルによってバズペラのサウンドは異なりますが、どれが有効かは当日試してみないとわからない。バスが反応するものを投げましょう」。

ボルケーノグリッパー3/8~1/2オンス+フラバグ【ノリーズ】

伊藤「大きなバズペラ搭載で低速巻きに対応し、ポロポロ音を発生する。さらに低速で引きたいときは、トレーラーにフラバグをセットします」。

クリスタルS ボルケーノII【ノリーズ】

伊藤「金属同士がこすれ合うキュルキュル音がよく出るタイプ。速巻きで使うのにおすすめ。ウエイトはオカッパリで使いやすい3/8オンスです」。

【ロッドセレクト 】アルカンセV72MH

伊藤「バズベイトは、1回のキャストでどれだけ多くの障害物をかすめながら引けるかが重要です。そんなとき、7フィート超のロングロッドなら竿を左右に振るだけでコースを軌道修正できます」。

まずはバズベイト! ファーストムービングルアーとして広範囲を探って、7月の高活性バスを根こそぎ拾っていこう。反応のあるエリア、薄いエリアも手応えとして分かってくるので、そこから更に絞り込んだ釣りを展開すべし…幸運を祈る!

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