好調際立つDeNA 筒香が2冠、首位打者は大和…19年第14週投打5傑【セ編】

DeNA・筒香嘉智【写真:荒川祐史】

巨人、DeNA、中日が負けなしで終える

 交流戦が終わり、再開されたリーグ戦。1カードだけだった今季第14週の投打5傑を振り返ってみよう。今回はセ・リーグだ。

【セ・リーグ6/30時点での順位表】
1 巨人 71試40勝30敗1分 率.571 –
2 広島 75試38勝34敗3分 率.528 3.0
3 DeNA 73試35勝36敗2分 率.493 5.5
3 阪神 75試35勝36敗4分 率.493 5.5
5 中日 72試33勝39敗0分 率.458 8.0
6 ヤクルト 76試28勝46敗2分 率.378 14.0

【セ・リーグ第14週(6/26-6/30)の順位表】
1 巨人 2試2勝0敗0分 率1.000
1 DeNA 3試2勝0敗1分 率1.000
1 中日 2試2勝0敗0分 率1.000
4 広島 3試0勝2敗1分 率.000
4 阪神 2試0勝2敗0分 率.000
4 ヤクルト 2試0勝2敗0分 率.000

 リーグ戦再開の最初のカードは成績が真っ二つに割れる結果に。交流戦の好調を維持した巨人とDeNA、そして中日が最初のカードで負けなし。一方で広島、阪神、ヤクルトが勝ちなしと、その差がハッキリと割れた。

【打者成績】
○安打
1 大和(De)7
2 田中広輔(広)6
3 筒香嘉智(De)5
3 メヒア(広)5
5 坂本勇人(巨)4
5 ロペス(De)4
5 山崎晃大朗(ヤ)4
5 中山翔太(ヤ)4

○本塁打
1 筒香嘉智(De)2
1 メヒア(広)2
1 ロペス(De)2
4 坂本勇人(巨)1
4 中山翔太(ヤ)1
4 高橋大樹(広)1
4 ソト(De)1
4 廣岡大志(ヤ)1
4 伊藤光(De)1

○打点
1 筒香嘉智(De)4
1 ロペス(De)4
3 メヒア(広)3
3 坂本勇人(巨)3
3 ソト(De)3

○盗塁
1 西川龍馬(広)1
1 丸佳浩(巨)1
1 ビシエド(中)1
1 植田海(神)1

○打率 規定打席以上
1 大和(De).583
2 メヒア(広).500
2 中山翔太(ヤ).500
4 田中広輔(広).462
5 筒香嘉智(De).455

○RC(Run Create)打者の総合指標 安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味
1 筒香嘉智(De)5.43
2 大和(De)4.46
3 メヒア(広)4.20
4 ロペス(De)3.61
5 坂本勇人(巨)3.33

 DeNA筒香がリーグ戦再開とともに復調気配を漂わせている。3試合で2本塁打4打点、打率.455と好成績。同僚の大和も7安打、打率.583と打ち、DeNA勢の活躍が目立った。

中日・柳が8回零封10奪三振、巨人・山口俊は7回零封と好投

【投手成績】
○勝利数
1 山口俊(巨)1
1 大野雄大(中)1
1 今永昇太(De)1
1 国吉佑樹(De)1
1 大竹寛(巨)1
1 福敬登(中)1

○セーブ数
1中川皓太(巨)1

○ホールド数
1エスコバー(De)2
1レグナルト(広)2
 1ホールド16人

○奪三振数
1 柳裕也(中)10
2 エスコバー(De)7
3 山口俊(巨)6
4 大野雄大(中)5
4 アドゥワ誠(広)5
4 井納翔一(De)5
4 床田寛樹(広)5

○防御率 (規定投球回数以上)
1 柳裕也(中)0.00
1 山口俊(巨)0.00
1 井納翔一(De)0.00
1 高橋遥人(神)0.00
1 エスコバー(De)0.00
1 国吉佑樹(De)0.00
1 澤村拓一(巨)0.00
1 大竹寛(巨)0.00
1 小野泰己(神)0.00
1 三嶋一輝(De)0.00
1 遠藤淳志(広)0.00
1 ロドリゲス(中)0.00
1 レグナルト(広)0.00
1 R・マルティネス(中)0.00

○PR(PitchingRun)投手の総合指標:(リーグ平均防御率-投手の防御率)×投球回÷9で算出 リーグ防御率は4.27
1 柳裕也(中)2.48
2 山口俊(巨)2.17
3 井納翔一(De)1.86
3 高橋遥人(神)1.86
5 エスコバー(De)1.24

 中日の柳が8回零封10奪三振、巨人の山口俊は7回零封と好投が光った。救援投手ではDeNAエスコバーと広島レグナルトが2ホールドをマークした。(広尾晃 / Koh Hiroo)

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