ワカメ採集見学、ウニ殻むき、海水で塩づくり…/八戸・金浜小児童が「浜学習」/郷土の海に理解深める

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湯通しすることでワカメの色が茶色から緑色に変わる様子を観察する児童ら
むかれたウニが浸っている水をなめて「少ししょっぱい」と話す児童ら

 青森県八戸市の金浜小学校(上村綾子校長)は6月27日、学区内にある金浜漁港で浜学習を行った。1年生から6年生までの全校児童14人が、ワカメ採集の見学や調理体験などを通して、郷土の海について理解を深めた。

 同学習は同市南浜漁協金浜漁業生産部会や地域住民の協力で、2006年から行っている恒例行事。児童らは漁港近くの磯でワカメ、コンブ漁を見学、採れたてを湯通しし、色が変わる様子などを観察した。ウニの殻むきにも挑戦し、身を崩さないように取り出すコツを聞きながら慎重に作業していた。金浜の海水を煮て塩作りも行い、できた塩を味見した児童らは「本当に塩だ」と驚いていた。

 磯の生き物採集では、石の下にいるカニやヤドカリを見つけ、歓声を上げていた。昼食には新鮮なメカブを使ったみそ汁や、コンブと身欠きにしんの煮物などを食べ、地元の海の味を堪能した。

 磯辺緋那(ひな)さん(5年)は「ウニをスプーンですくう作業が去年より上手にできた」、田中悠宇作(ゆうさく)くん(1年)は「石をひっくり返してカニを見つけたのが楽しかった」と話した。