時間管理が得意なCAが伝授!逆算と導線を考慮して効率よく賢くタイムマネジメントする3つの方法

時間管理のプロであるCA

「もう少し時間があったらやりたいことがたくさんあるのに」と思ったことがない方はいないのではないでしょうか。

一日24時間はみな平等。

しかし、「仕事が忙しいはずなのに趣味もプライベートも充実していておまけにキレイ!」というような羨ましい人が存在するのも事実。

その差は時間の使い方にあります。

時間を賢くマネジメントすることで、同じ時間でもできることがグンと増えます。

ここでは時間管理のプロとも言える、CAの賢い時間の使い方を伝授します。

 

なぜCAは時間管理が上手なの?

CAは毎日違うフライトに乗務するので、起きる時間も出かける時間も毎日違います。

それに合わせて生活リズムを作らなければいけないので、プライベートでも常に時間管理が必要になります。

また、フライトという限られた時間の中で決められた業務を遂行するため、天候や客況に合わせて毎回プランを組んだり、ファーストクラスなどではお客様の機内でのお過ごしプランを組んだりもします。

常に時間管理と隣り合わせの環境にいるCA。

そのような中で賢い時間の使い方を学んでいくのです。

 

時間管理の方法その1:最終地点から逆算する

そんなCAの時間の使い方の特徴は「逆算」です。

フライトの時間から集合時間を逆算し、そこから家を出る時間を逆算し、起床時間を逆算します。毎日フライトは違うのでこれを毎日行います。

また機内でも到着時間から逆算して何時までにお食事サービスを終わらせて、何時までに機内販売を終わらせてとプランを組んでいきます。

これもフライトのたびに毎回行います。

このような生活をしているので、お化粧をするときでもお料理をするときでも常に最終地点から逆算するという癖がついています。

この最終地点から逆算というところがポイントです。

全体像を見据えていると今全体のどの辺りに差しかかっているのかが分かるので、進捗状況などにあわせて臨機応変に調整することができます。

時間管理の方法その2:動線を考えてプランを組む

最終地点を決めたらそこまでに必要なことを細かく分解していきます。

そして、それをどのような順番に進めると効率が良いかを考えていきます。

この時のポイントは「シンプルな動線」。

つまり、行ったり来たり二度手間になっていたりしないかということです。

飛行機は全長70m程あるので、行ったり来たりしていると大きな時間のロスになってしまいます。

また通路を何度も行ったり来たりするとお客様の迷惑になってしまうこともあります。

そのためCAは動線を常に考えながら動いているのです。

最終地点を見据えてやるべきことを分解して整理していれば「これとこれはまとめてやろう」など効率的に動くことができます。

意識的に見直してみると家の中でもオフィスでも無駄な行動がかなりあるはずです。

何か業務に取り掛かる前に一度最終地点から逆算し、やるべきことを分解して整理するようにしてみてください。

何も考えずに取り掛かるよりもグンと効率がアップするはずです!

 

時間管理の方法その3:スタートする前に使うものを並べて効率アップ

最後にもう一つコツを伝授。

それは、料理でもお化粧でも仕事でも今から使うものを整然と並べてから作業をスタートすることです。

CAはこれを「プリセット」と呼び、機内で新聞を配るときやキッチンで作業するときなど必ず使いやすくセットしてからスタートします。

使うものがすぐ分かり頭も整理されますし、気分的にも気持ちが良いものです。

その都度引出しを開け閉めする手間もなくなります。

 

 

3つを実践することで効率アップ!自分の時間が増える!

たった3つのことを実践することで、自分の行動の効率がアップしていることがわかるはず。

仕事、家事、日常の行動を効率よくこなしていくことで、自由に使える時間は増えます。

24時間を有効に使うためぜひ実践してみてください。

 

 

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