パイレーツ打線23安打18得点の大爆発 ベルが3本塁打

【カブス5-18パイレーツ】@PNCパーク

ジョシュ・ベル(パイレーツ)は1週間早くホームラン・ダービーを始めてしまったのかもしれない。初回に23号3ランを放ったベルは、2回裏に24号2ラン、8回裏に25号2ランを放ち、1試合3本塁打の大暴れ。4安打7打点の大活躍でチームの勝利に大きく貢献した。パイレーツの選手による1試合3本塁打はこれが通算20度目だが、スイッチヒッターとしては球団史上初の快挙。また、左打席から1試合3本の本塁打を放ったのは、1971年のウィリー・スタージェル以来、実に48年ぶりのことだった。さらに、1試合7打点は、2017年にアンドリュー・マカッチェンが1試合8打点をマークして以来2年ぶり。ベルの活躍により、パイレーツは18対5でカブスに大勝した。

初回にスターリング・マーテイのタイムリーとベルの23号3ランで4点を先制したパイレーツは、2回表にハビアー・バイエズの21号ソロで1点を返されたものの、2回裏にベルの24号2ランとコリン・モランのタイムリー二塁打で3得点。3回表にビクトル・カラティーニとブラッド・ブラックのタイムリーで3点差まで追い上げられたが、4回裏にトレバー・ウィリアムスのタイムリーとアダム・フレイジャーの2点タイムリー二塁打で3点、5回裏にコリー・ディッカーソンのタイムリー二塁打とモランのタイムリーで2点を追加し、リードを8点に広げた。6回表にクリス・ブライアントにタイムリーを許すも、6回裏にブライアン・レイノルズのファーストゴロの間に1点を追加し、7回裏には姜正浩(カン・ジョンホ)の7号2ラン、8回裏にはホゼ・オスーナの5号ソロ、ベルの25号2ランと一発攻勢でダメ押し。フレイジャーとモランが5安打、ベルが4安打を放つなど、23安打18得点の猛攻でカブス投手陣を粉砕した。

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