イェリッチ30号一番乗り ブリュワーズが単独首位浮上

【ブリュワーズ8-6レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

ブリュワーズは、3点を失ってレッズに逆転を許した直後の7回表に一挙5得点のビッグイニングを作り、再逆転に成功。終盤は点の取り合いとなったものの、8対6でレッズを破り、ナ・リーグ中部地区の単独首位に浮上した。6回裏途中から登板し、打者3人をパーフェクトに抑えた2番手のアレックス・クラウディオが今季2勝目(2敗)。3点リードの最終回に登板した5番手のジェレミー・ジェフレスは1点を失ったが、今季初セーブをマークした。レッズは6回まで1失点の好投を見せていた先発のタイラー・マーリーが7回表に崩れ、リリーフ陣も大誤算。2番手のデービッド・ヘルナンデスが1回3失点で今季4敗目(2勝)を喫した。

5回表にケストン・ヒウラの6号ソロで先制したブリュワーズは、先発のエイドリアン・ハウザーが6回裏にジェシー・ウィンカーの13号ソロとエウヘニオ・スアレスの18号2ランで3失点。しかし、7回表にロレンゾ・ケインの5号ソロで1点を返すと、さらに無死一塁としてマーリーをマウンドから引きずり下ろし、ベン・ギャメルのタイムリー二塁打、ヤスマニ・グランダルの押し出し四球、クリスチャン・イェリッチのタイムリー、マイク・ムスターカスの犠牲フライで一気に試合をひっくり返した。8回裏にスアレスの19号2ランで1点差に詰め寄られたが、9回表にはイェリッチが両リーグ一番乗りとなる30号2ランを放ってダメ押し。9回裏にジェフレスがフィリップ・アービンにタイムリーを浴びたものの、8対6で逃げ切った。

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