学生一人ひとりの学びをサポートする 総合学修支援機構「DAC」を2020年4月より本格稼働

20190701
大正大学

大正大学 学生一人ひとりの学びをサポートする
総合学修支援機構「DAC」を2020年4月より本格稼働
~生涯学び続けるための“学修習慣を身につけた”学生を育成~

大正大学(学長:大塚伸夫、所在地:東京都豊島区) は、7月1日より学生の学びを総合的に支援する新たな総合学修支援機構「DAC(ダイバーシティ・エ―ジェンシー・コミュニティ)」を設置し、2020年4月からの本格始動を目指します。
この「DAC」は、本学が取り組んでいる大学教育“超”改革『INNOVATE!―Road to 100th―』の取組みの一環であり、学生一人ひとりの学びをサポートし、生涯学び続けるための“学修習慣を身につけた”学生を育成していきます。

【本件のポイント】
① 「基礎教養育成部門」「チューター養成部門」「コミュニケーション養成部門」の複数機能を
持たせることで、学生の総合的な成長を支援
② 2020年4月にDAC eポートフォリオを開発し、学生一人ひとりに合ったきめ細やかな
支援を展開
③ 教員・チューターの教育支援サポート機能も併せ持つ

【本件の内容】
大正大学が総力をあげて取り組む、創立100周年に向けて学生のための大学教育“超”改革
『INNOVATE!―Road to 100th―』の柱となるのが、このDAC(ダイバーシティ・エ
―ジェンシー・コミュニティ)による総合学修支援です。
今まで、各部署に別れて展開していた学生支援機能を統合させること、そこに学生一人ひと
りのDAC eポートフォリオ機能が加わることで、「基礎教養力の向上」「学修習慣の定着化」「人
間力向上」を効果的に推進していきます。

【DAC組織詳細】
■チュートリアル研究室
学生が「自ら学ぶ態度を身につける」「専門科目で深く学ぶためのベースを整える」「インターンシップやブロジェクト学習で、自ら問題を発見し、他者と協働して責任をもって解決する力を身につける」ため、教養教育、初年次教育、キャリア教育を統合した学修指導を行います。教員・チューター・職員が連携して支援を行うため、教員の指導やチューターの育成採用にも取り組んでいます。大正大学のチューターは、授業だけでなく授業外での学修やポートフォリオでの課外活動を含めた経験の振り返りまで、学生の学びをトータルでサポートすることが特徴です。チューターは現在建設中の新8号館(2020年7月竣工予定)に常駐し、書籍やラーニングコモンズなど学修環境も最大限活用しながら学生をサポートします。
■コミュニケーション研究室
学生向けにビジネスの場で必要となるコミュニケーション力を研究、講義する研究機関です。
人間関係を構築する~機能させるための能力がコミュニケーション能力であり、業績を何よりも重視する社会(日本経済団体連合会を始めとする経済界)では、特にその能力が重視されています。連携企業との協働により、実践的な即戦力人材を育成します。
学生が将来を見据えたコミュニケーションの基礎を構築し、アントレプレナーシップを磨くことによって、学生のうちから社会人力の向上を目指します。
■ポートフォリオプロジェクト
DACで実現する学生総合支援を支えるのが『DAC eポートフォリオ』です。2020年4月の運用開始を目指します。
『DAC eポートフォリオ』は、「学生の基本情報集約」「学修ポートフォリオ」「チューター支援」の3つの機能をベースとしており、スマホアプリからも利用可能とする予定です。
また、顧客関係性管理(CRM)という視点から、学生カルテ、学生のセルフマネジメント支援や教員・チューターとの面談予約機能を開発・提供する予定です。

【DAC設置の背景】 大学教育“超”改革『INNOVATE!―Road to 100th―』
大正大学は、2026年に迎える創立100周年に向けて、学生のための大学教育“超”改革『INNOVATE!―Road to 100th―』を実現します。改革実現のための5つの宣言「INNOVATE 5」は以下の通りです。
今回のDAC設置は、「1.DACによる総合学修支援」に該当します。
1.DACによる総合学修支援
2.産官学連携による地域・社会をつくる人材育成
3.アントレプレナーシップの養成
4.巣鴨の全てがキャンパス
5.建学の精神(智慧と慈悲の実践)への回帰

【特設サイトURL:https://www.tais.ac.jp/p/tu-innovate/