長崎県雲仙市の雲仙温泉街に新規開業者を呼び込もうと、観光まちづくり会社「雲仙みらいかたる」は、同温泉街の空き店舗を生かした「チャレンジショップ」の入居者を募集している。来年3月末まで家賃の一部を補助し、開業をサポートする。
店舗は、鉄骨造り2階建ての1階部分約100平方メートル。同温泉街の中心部に位置し、約50年前からレストランやスナックとして営業。昨年6月、スナックが閉店してからは空き店舗となっていた。店内にはトイレや厨房（ちゅうぼう）のほか、スナック当時のカウンターやテーブル席などが残る。
チャレンジショップの期間は来年3月末まで。期間中は同社が家賃の一部を補助し、入居者の家賃負担は月額2万5千円（税別）。4月以降は月額10万円（同）となる。同社は「温泉街での開業に興味がある人は、ぜひ挑戦してほしい」と呼び掛けている。
募集は今月31日まで受け付け、業種は問わない。希望者多数の場合は同社が審査し、入居者を決定。申し込み、問い合わせは同社（電090.7470.3025）。
