TFG☆2.5次元舞台でも大人気の若手俳優が歌手デビュー!

TFG☆2.5次元舞台でも大人気の若手俳優が歌手デビュー!

今年4月に結成したばかりにもかかわらず、5月に行われた初のファンミーティングのチケットが即日完売するなど、デビュー前から話題沸騰の7人組音楽ユニット・TFG。メンバーは、2.5次元舞台などを中心に活躍する俳優の赤澤遼太郎、前川優希、佐藤信長、坂垣怜次、堀田怜央、桜庭大翔、健人。視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚全てを刺激する“感覚”をコンセプトにしたグループで、メンバーそれぞれが担当の“香り”を持っていることが特徴となっている。7月17日(水)に1stシングル「My dear Summer」でデビューする彼らに、あらためて自己紹介してもらい、結成したてのグループについてもたっぷり語ってもらった。

──まずはお1人ずつ、担当の香りの紹介と自己アピールをお願いします。

赤澤「あなたの日常をピリッと刺激するスパイシーノート、赤澤遼太郎です。スパイシーノートはどんな香りかっていうと、嗅いでみると思わず『スパイシー!』と叫んでしまうぐらいスパイシーだったので、すごいスパイシーだなと思いますね」

健人「『スパイシー』しか言ってない(笑)!」

佐藤「何にも分かんない(笑)」

赤澤「大人の男性がつける香水っていう感じの香りですね。僕自身は、できる限り場の空気を盛り上げる人でありたいなと思っています。ライブや舞台って、やっぱり空気感が大事だと思うんです。せっかくスパイシーという“刺激する”役割を与えてもらっているので、みんなが楽しめるような空気作りをできるよう頑張っていきたいです」

前川「ハーバルノートの前川優希です」

赤澤「決めゼリフは? 一番凝ってたじゃん」

前川「いやー、決めゼリフっていうかぁ…(笑)」

堀田「楽しみにしてたんだから」

前川「じゃあ、いきます。TFG3箇条、タフネス、ファンタスティック、グローバル。ハーブのようにいつもあなたのそばに、ハーバルノートの前川優希です」

桜庭「決まった!」

一同「(拍手)」

前川「これ、僕がLINE LIVEで急に考えたやつなんです。ハーブって、料理に使ったりして親しみがあるので、嫌いな人があんまりいないんじゃないかなと思ってて。主張はあんまり強くないかもしれないけど、“あなたのそばにいるよ”というイメージですね。僕は最年少ですが、『落ち着いている』とか『大人だね』と言っていただくことが多くて。長い時間かけて考えて、整理してしゃべるタイプですけど、それは自分の考えや持っているものに“芯”を持とうと思っているからなんです。今、このTFGにおいて僕が思っている“芯”は、ファンの皆さんに楽しんでいただくっていうこと。なので、そういうパフォーマンスや企画をやっていけたらいいなと思います」

佐藤「あなたをお花の香りで包み込む、フローラルノート、佐藤信長です」

全員「いいよ、いいよー」

佐藤「甘い香りなんですけど、嗅いでみて思ったのは“モテる男の匂い”だなと。甘過ぎず、さわやかさもあって、女性だけでなくて男性もつけられる香りです。自己アピールとしては…僕個人としてもグループとしても、いきなりメジャーデビューということでゼロからのスタートなので、成長の過程を見ていただけるかなと。もちろん、練習を積んでその都度120%以上の力を出せるように頑張るんですけど、やっていくうちに成長するところもあると思うので、そういう部分を見てほしいです」

坂垣「スウィートパウダーな香りとともにあなたをエスコート。オリエンタルノート、坂垣怜次です。オリエンタルノートは、深い自然の中の香りというか、ジャングルみたいな…ジャングルの匂いは知らないんですけど…」

一同「(笑)」

前川「まぁまぁ、言わんとしてることは分かる(笑)」

坂垣「自然の中の、ナチュラルな癒やしの香りです。僕の自己アピールポイントは、みんなから『優しい』『包容力がある』『相談したい』とか言われるところですね。その武器を生かして、ステージに立った時にチームのみんなから“安心できるな”と思ってもらえれば。これからユニット活動していく中で大変なことも出てくると思うので、そんな時にメンバーのつらい気持ちを和らげることができる存在になれたらいいなと思います」

赤澤「みんなのメンタルを癒やすのね」

坂垣「みんなのメンタリストになれれば」

健人「メンタリスト(笑)!?」

坂垣「癒やしとなってこのチームに貢献できたらいいなと思います」

堀田「シトラスノートの堀田怜央です。シトラスは柑橘系の爽やかな香りで、一年中つけていられるような癖のない香りです。で、僕自身は変わっていると言われるんですけど、そうですね、普通とは違った観点から新しいものを…生み出す…」

佐藤「言うこと迷ってる(笑)」

赤澤「大丈夫、大丈夫」

堀田「新しいものを生み出す熱量は負けないです」

前川「自己紹介からあまり熱量を感じられないけど大丈夫(笑)?」

堀田「大丈夫です! 熱量と筋肉でできてます。燃える闘志で日々頑張ってます」

健人「マジメさが伝わってくるね!」

桜庭「バルサムノート担当、桜庭大翔です」

佐藤「決めゼリフは?」

桜庭「俺、ないです(笑)」

佐藤「逃げるなよ(笑)!」

桜庭「(笑)。バルサムノートってシトラスとかフローラルに比べて聞き慣れない香りだと思うんですけど、樹液の甘い香りなんですね。落ち着いていて、甘いけどしつこくないしっとりとした香りです。最初に嗅いだ印象としてはおしゃれな洋服屋さんで漂っているような、上品な香りでした。私、桜庭は、チーム1の長身なのが特徴です。あと、中国語が話せます。それを生かして日本だけではなくアジアにもファン層を広めていけたらと思っています」

──では中国語で自己紹介をお願いします。

桜庭「我叫桜庭大翔、請多関照(ウォージャオ インティンダーシャン、チンドゥオグァンヂャオ)」

赤澤「『私は桜庭です』って言ってました」

前川「遼太郎くんが分かっちゃうと、この人の“中国語が話せる”っていうアイデンティティーなくなっちゃうから(笑)!」

健人「深い森林であなたを癒やします、ウッディーノートの健人です。ウッディーノートは、部屋に漂っていたらリラックスできるだろうなーっていう落ち着ける香りです。寝そうになります」

一同「(笑)」

健人「それぐらいゆったりできる香りです。なので、みんなを癒やしていければいいなと。あと、自己アピールは…(しばらく考える)」

前川「このユニット、自己アピール下手過ぎるな(笑)」

健人「“健”康なところとー…」

赤澤「小学生(笑)!?」

健人「あはは、“健”人だけにね(笑)。もともとダンスからこの世界に入ってきているので、新たなことを学びつつ、今まで僕が経験したことで生かせる部分があればメンバーのサポートもしたいです。みんなでお互いに刺激し合っていければいいなと。これまで先輩がいる現場が多かったんですけど、今はこうして年下ばかりになってしまって」

──最年長ですもんね。

健人「そうですね。気付けば最年長で、困っています(笑)」

赤澤「頼れるお兄ちゃんって感じですよ」

健人「ありがとうございます。頼ってもらえる立場でいたいです」

──では、デビュー曲「My dear Summer」とカップリングの「With You」についての聴きどころを教えてください。

坂垣「『My dear Summer』はタイトル通り、みんなで楽しく盛り上がれて、なおかつラップも入っていてカッコいい曲です。どの年齢層の人も楽しめる曲だと思います」

佐藤「耳に残る曲だよね」

赤澤「すごく浸透しやすい曲。ライブでお客さんとコール&レスポンスするのが楽しみです」

坂垣「とても良い曲をデビュー曲としていただきました」

佐藤「カップリングの『With You』は振り付けがしっとりとカッコいい感じ。見ても楽しめるし、曲自体も…(考える)」

健人「『My dear Summer』は爽快感があってキャッチーだけど、『With You』の方は、それとはまた違ったおしゃれな曲になっていますね」

佐藤「フォローありがとうございます(笑)!」

──皆さん舞台の活動が多い中で、こうして歌手として活動されることになったことについてはいかがですか?

健人「びっくりしましたね。驚きはありましたけど…」

赤澤「うん。アーティスト活動って新しい境地だけど、僕らがちゃんとベクトルを向けて覚悟を持ってやれば、今までの活動に対してもプラスなるだろうなと思いました」

佐藤「役者の活動にもアーティスト活動にも、お互いで得たものを生かせる部分は絶対出てくると思うので」

赤澤「相乗効果でね」

健人「そうそう。だから挑戦してみたいなって」

赤澤「ねっ、楽しみだなと思ったし。覚悟も本当に必要だと思うんですけど、やっぱり楽しみっていう部分が大きいですね」

堀田「表現者として、そして役者としても一つステータスが増えたらいいなと思っています」

──普段は個人で活動されている皆さんがこうしてグループになったわけですが、結成前の皆さんの関係性というのは?

赤澤「さまざまですね。共演したことがある人もいれば、初めましての人もいたり」

──初めましての人もいるんですね。

健人「そうですね。事務所のビジュアル撮影で会うぐらいで、そこまでしゃべったことがないとか」

赤澤「特に桜庭くんは最近入ったからね」

桜庭「はい。僕は事務所に入ったのが一番遅いので、皆さんと共演したことがほぼなくて。TFGの撮影で『初めまして、よろしくお願いします』っていう感じでした」

──桜庭さんから見て皆さんの印象はどうでしたか?

桜庭「もうホントに第一印象からいい人たちだなと思いました。親切に接していただいたので、僕も堅くならずにいられて。いいグループに恵まれたなと思いました」

赤澤「よかったぁ(笑)」

──とてもいい関係性なんですね。こうしてユニット活動をしていく上で、皆さんで決めているルールなどはあるんですか?

赤澤「まだ決めていないんですよ。でも、確かにルールはあったほうがいいかもしれない」

佐藤「意見はみんな積極的に言うよね」

桜庭「そうだよね。今のところは、『思っていることをちゃんと言う』ってことがルールなのかも」

健人「自然にそうなっている部分はあるね。何かを決める時、結構意見は飛び交っています」

──グループが始動して間もない今のうちにメンバーに言っておきたいことはありますか?

前川「俺、結構意見を言うから、発言する時“大丈夫かな? 嫌われないかな?”と思いながら言っていたりもするんだけど、大丈夫? みんな」

赤澤「大丈夫、ぜーんぜん気にしてない(とわざと大げさに言う)。ねぇ?」

一同「ぜーんぜん、全然(笑)」

前川「(立ち上がって)俺、帰るわ(笑)」

一同「待って、待って(笑)」

赤澤「僕も優希と一緒でいろんな意見を言うから、みんながどう思ってるかは気になる。“こんなに言って大丈夫かな?”って」

一同「大丈夫!」

──逆に“この人発言少ないんじゃ?”っていう人は?

赤澤「(健人を見て)いるなぁ(笑)?」

健人「…(照れ笑いでうつむく)」

前川「この間、遼太郎くん言ったもんね(笑)」

赤澤「健人くんが、みんなでやり取りしているLINEグループで全然発言してこなかったから、『意見がほしい』って言ったんですよ。そうしたら『ゲームしてるから』って(笑)」

健人「違う違う、やめて(笑)!」

前川「それはダメだわ(笑)」

健人「じゃなくて(笑)。LINEは全部読んでいたんですけど、大事な話だったら電話するか直接会って話したいと思っていて。そうしたら『健人くんの意見が聞きたいです』って送られてきたから“あ、ヤバイ”と思って慌てて返信して(笑)」

赤澤「結局、めちゃくちゃ長文で返してくれました」

堀田「的確にしっかり書いてくれてた」

健人「みんなの考えてることが分かったから、こうじゃないかなって意見をしました。あの時はすみませんでした(笑)」

一同「(笑)」

赤澤「健人くんは、一番意見を出してほしい人なんですよ。俯瞰で見てくれる人だから、僕とか優希も考えをまとめられる!」

健人「僕自身も、みんなが意見を言ってくれることによって、“確かにその角度から見たらそうかもね”とか新しい発見ができるんです。いい感じにみんな個性も強くて刺激し合えていて。やっぱり、TFGはすごくバランスがいいグループだと思います」

【プロフィール】


TFG
7人の俳優で結成されたグループ。「Touchable FraGrance」(触れることのできる香り)が由来のグループ名には、「TFGを通じて、五感全てが刺激される感覚を楽しんでほしい」という思いが込められている。7/16(火)に2nd Fan Meeting「TFG おまちどうさま!Debut Party」が東京・渋谷WWW Xで開催。

赤澤遼太郎(あかざわ りょうたろう)
1997年1月11日神奈川生まれ。山羊座。O型。

前川優希(まえかわ ゆうき)
1997年12月17日東京生まれ。射手座。A型。

佐藤信長(さとう のぶなが)
1995年3月30日宮崎生まれ。牡羊座。A型。

坂垣怜次(さかがき れいじ)
1995年5月16日埼玉生まれ。牡牛座。O型。

堀田怜央(ほった れお)
1995年11月3日栃木生まれ。蠍座。O型。

桜庭大翔(さくらば はると)
1996年2月21日大分生まれ。魚座。O型。

健人(けんと)
1993年11月6日大阪生まれ。蠍座。A型

【作品情報】


デビューシングル「My dear Summer」
7月17日リリース
¥2,000 CD+ブックレット/初回限定盤A・B
¥1,000 CD/通常版

【プレゼント】


サイン入り生写真を2名様にプレゼント!

ハガキでの応募方法は「TVガイド」7/12号(P114)をご覧ください。
「TVガイド」の購入はコチラ→https://zasshi.tv/category/TVG

取材・文/高瀬純 撮影/為広麻里 ヘア&メーク/RYO、甲斐美穂(ROI) スタイリング/YOSHIAKI TAKAYAMA

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