参院選あす公示 安倍政権へ中間評価 沖縄選挙区、安里・高良氏の一騎打ち

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参院選に立候補する安里繁信氏(右)と高良鉄美氏

 第25回参院選は4日公示される。与野党7党と諸派・無所属の合計360人超が立候補を準備。21日投開票に向けて論戦が本格スタートする。2017年10月に実施された衆院選以来の大型国政選挙となり、6年半続く安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に国民が中間評価を下す。

 参院定数は昨年の公選法改正で6増が決定。3年ごとの半数改選のため、今回選挙では3増となる。改選定数124(選挙区74、比例代表50)の議席を奪い合う。

 自民党は公明党と合わせ改選過半数の63議席を勝敗ラインとする。比例代表には、非拘束名簿式とは別に優先的に当選する「特定枠」を初めて導入。自民党が活用する見通しだ。

 沖縄選挙区からは自民公認で公明、維新が推薦するシンバホールディングス前会長の安里繁信氏(49)と、「オール沖縄」勢力が推す琉球大学名誉教授で憲法学者の高良鉄美氏(65)が立候補を表明しており、事実上の一騎打ちとなる。名護市辺野古の新基地建設問題や沖縄振興策などを主要争点に、4日から17日間の激しい選挙戦に突入する。

 安里氏は2022年3月末で期限切れを迎える沖縄振興計画の次期計画策定を最重要テーマに位置付け、離島振興などを掲げる。

 高良氏は、辺野古新基地建設反対を訴え、安倍政権による改憲や10%への消費増税阻止などを最大の争点に据える。