医師確保、育成策検討へ 熊本県地域医療対策協が初会合

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 熊本県内で働く医師の確保と偏った配置への対策を考える県地域医療対策協議会の初会合が2日、熊本市中央区の熊本テルサであった。確保すべき医師数やそのための施策を定める医師確保計画を、本年度末までにまとめる。

 改正された医療法に基づき、これまで別々に議論していた医師確保策と育成制度を一体的に議論する。委員は熊本大や地域の拠点病院、県市長会などの18人。

 県によると、2016年に県内の人口10万人当たり医師数は281・9人で全国平均(240・1人)を上回り、全国で10番目に医師が多い。一方でその6割が熊本市に集中。宇城、阿蘇、天草の3圏域が少数区域で医師が偏在化している。

 会議では会長に福田稠県医師会長を選任。今後、医師が専門性を高めながら勤務できる環境を整え、地域に定着する医師を増やす方策を考える。(松本敦)

(2019年7月3日付 熊本日日新聞朝刊掲載)