九州を中心に1時間で80ミリ以上の猛烈な雨のおそれ

きょう3日(水)は、九州を中心に西日本では雷を伴って猛烈な雨や非常に激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。午後は次第に雨域が東日本へ広がり、夜遅くは広い範囲で雨となりそうです。
そして、あすにかけて一段と梅雨前線の活動が活発になり、あす4日(木)の明け方までの24時間雨量はいずれも多い所で九州南部350ミリ、九州北部300ミリ、四国250ミリ、近畿150ミリ、東海120ミリ、北陸100ミリが予想されています。
九州を中心に地域によっては平年の7月1ヵ月で降る量を超える雨が一日で降るおそれもあり、どれほど多いものなのか想像するに難くありません。6日頃にかけて大雨のおそれがありますので、雨が少し止んだからといって油断は禁物です。

気象予報士・村上 寛之

画像について:全国の週間予報(気象庁11時発表)

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