CAにメイク直しの時間はない!
CAは長時間フライトでは約24時間もメイクしたままですが、フライト中にゆっくりメイク直しをできるような時間はほとんどありません。
だからといって、メイクが崩れた見苦しい姿のままお客様の前に出るわけにもいきません。
ここでは、そんなCAも実践する「3分でできる」ポイントに絞ったメイク直しのコツをご紹介いたします。
アイメイクで直すべきは目の下
メイク直しで必ずチェックすべきところは、アイメイクの崩れ。
目の下がパンダ状態だと一気に疲れた雰囲気に見えてしまう上、清潔感にも欠けます。
もしもパンダ状態になってしまっている場合は綿棒でOFFしてパウダーやアイシャドウで整えてください。
そもそも、パンダ状態になるとメイク直しに時間がかかってしまうので、アイメイクは崩れないようにしておくのがCA流。
落ちにくいマスカラを選ぶのは常識。アイラインがどうしても落ちてしまうという人は、あえてアイラインを引かないでアイシャドウで代用している人も。
どちらも、崩れて汚くなるよりはずっと賢い選択です。
長時間メイク直しできない日、夏に汗で崩れてしまいそうな日などはこのような工夫も役立ちます。
唇のモロモロはおしぼりでオフ
清潔感を欠くもう一つの要素が、口紅の崩れ。
口紅を塗ってから時間がたつとモロモロと皮がむけてきてしまうことがありまうすよね。
そうなってしまうと上から重ねても汚いだけなので、いったんオフするのが賢い選択。
CAは、機内にあるおしぼりを蒸しタオル代わりに唇にのせてふき取ります。
その後リップクリームで保湿し、口紅を重ねたらメイクしたての唇が取り戻せます。
おしぼりがない場合はぬるま湯で濡らしたコットンなどでも代用できます。
肌は薄く仕上げるのがポイント
余分な皮脂はティッシュオフします。
脂取り紙よりも手軽なうえ、皮脂を取りすぎないのでおすすめ。
その後、軽くパウダーをはたき終了。
肌は厚くすればするほどよれてしまうのでいかに薄く仕上げるかが勝負です。
朝の時点で薄く仕上げていればいるほどメイク崩れを防げますし、メイク直しも楽にすみます。
チークと口紅で明るさを足す
CAのメイク直しの一番のポイントは、明るさを出すことです。
明るさを出すには口紅やチークで色を足すのが最も効果的!
もしメイクを直す時間が1分しかなければ、CAは迷わず口紅を塗ることを選択します。
口紅さえしっかり塗っていれば「きちんとメイクしている感じ」になります。
CAはポーチではなくポケットの中に口紅を常備し、ほんの数秒でもこまめに塗り直しています。
また、チークも顔色をパッと明るく見せてくれる効果大です。
特に機内や薄暗いレストランやバーなどでは普段より少し濃いめにつけると華やかに見えます。
時間がない時のメイク直しは「色」優先で
ベースメイク、アイメイクは事前に「崩れにくく」しておくことが大切。
そして、特に時間がない場合は、色にポイントを絞ったメイク直しで見違えるように復活します。
限られたお昼休みでメイク直しに大幅に時間が取られるのももったいないですよね。
CAが実践するクイックメイク直し術をぜひ実践してみてください。