害虫のガ、日本に初侵入

鹿児島、海外農業に猛威

©一般社団法人共同通信社

ツマジロクサヨトウの成虫の雄(植物防疫所ホームページより)

 農林水産省は3日、鹿児島県南九州市の農場で、イネやトウモロコシに寄生する害虫のガ「ツマジロクサヨトウ」の幼虫が日本で初めて見つかったと発表した。このガは熱帯地域の南米が原産で、アフリカやアジアで急速にまん延。幼虫が農作物の葉や果実を食い荒らし、猛威を振るっている。侵入確認を受け、農水省は農薬による防除に取り組むとともに、他の農場に対して早期発見を呼び掛けている。

 南九州市では、飼料用トウモロコシから見つかった。県が近隣自治体でも調査すると、似た虫の報告が寄せられ、確認を急いでいる。

ツマジロクサヨトウの幼虫(植物防疫所ホームページより)