女性にメッタ刺しにされたホストが復活 SNSで心ない質問に答えるなどコミュ力が高く好感度アップ中

5月23日に東京・東新宿のマンションで起こった、高岡由佳容疑者(21)がホスト男性の腹などを刺した殺人未遂事件。目撃者が撮影したという事件直後の2人の写真がネットで拡散されたこともあり、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。

そんな中、事件からまだ1ヶ月強しか経っていない7月1日、被害者であるホスト男性・るなさんがSNSを更新しました。

Twitterにて元気そうな自らの写真を掲載するとともに「残念だけどるな生きて帰ってきたわ。明日も出勤してるから初回指名待ってるね#歌舞伎町#ホスト#第6トーア#初回指名#抜弁天」という商魂たくましいメッセージを綴ったのです。また、営業用の画像に“不死鳥るな”というキャッチをつけるなど、転んでもタダでは起きない逞しさを感じさせることも行っていました。

被害男性・るなさんのTwitter。あっぱれな根性の持ち主といえるでしょう

残念だけどるな生きて帰ってきたわ。
明日も出勤してるから初回指名待ってるね#歌舞伎町#ホスト#第6トーア#初回指名#抜弁天pic.twitter.com/LbCTe9oOft

— るな(頑張れる子) (@runaruna_000000) 2019年7月1日

るなさんの復活ツイートに対し「死ななくて良かった」「無理せず頑張ってください」と優しい言葉をかける人も多かったのですが、中には「お帰りなさい! 犯人が1番悪いけど、女性を食い物と思うとまた刺されますよ笑」「高岡容疑者とどのようなエッチをしてfinishがどの体位だったか教えてください」「ズタズタに刺されたっぽいけどよくまたそんな世界に戻りましたね」「すげえ 傷痕見せて」というような心無い言葉をかける人たちも。

ネットでも「生命力すご」「本人? すごいな。サイヤ人か」「あたしもこのメンタル欲しい」とるなさんのタフさに感心する声や、「刺されたホスト刺されたおかげで売名成功しててワロタw」「こんな話題性あったんだから7月の売上は凄そうですね」「懲りひんとか言うてる人多いけどむしろ今こそ稼ぎ時やろ! 話題性抜群やし」「メンヘラに刺されたホストが源氏名に『不死鳥』ってつけてて、ほんと人生ナメまくってて最高だし、遠くない将来また刺されると思う」といった面白がる声が溢れていました。

そんなネットの反応に対し、るなさんは7月2日、「刺されてメンタルとか強すぎとかめっちゃ書いてるけど例えばだよ足場から落ちたらその仕事辞めるの? 復帰しないの? むしろ帰りを待ってくれる人達がいるからその期待に答えたいし、お見舞いだって従業員毎日きてくれて本当に最高の仲間だよ」とツイート。

さらに、

「刺しやすくありません」と自虐してみたり、自らが刺された時の写真をマネしてきた人の写真を引用RTし「みんなネタにするやん…」と呟いたり、「鬼枕ですか?」という失礼な質問にも「確かめにきてください!」と答えるなど、ノリがよく懐の深いところを見せていました。

「7月1日にインスタライブをやっていましたが、犯人の女性を恨んでいるかという質問に『恨んでません、お世話になったので』と答えていたし、失礼なコメントにも穏やかな対応をしていて、やるじゃんと思いましたよ。ツイートでも『質問受け付けません。とりあえず会いにきたら全部説明します』と書いていたので、今度指名してみようかなと思ってます」(インスタライブを観た女性)

るなさんのインスタグラム。こちらもフォロワー急増中です

しかし、さすがのるなさんもネットの心無い言葉には嫌気がさしているようで、7月2日には、

てか、勘違いしてる人多くね。自分からネタにしてるけど実際どんだけ辛いかわかんねえ奴らなん言われようが関係ないわ、メンタルきてないわけがないだろ。毎日リハとかカンセリングだのめっちゃしてきてここまで立ち直れたしもっかい刺されてしねだの言う奴らいるけど自分が同じ立場になってから言え」(原文ママ)

と反論しています。また7月3日には「みんなは刺された真実の理由は知らないのですか?? 噂を信じてるのは仕方ないがなんも合ってないから」とも呟いており、自分を取り巻く噂にうんざりしている様子も見せていました。

るなさんはTwitterにて「何日で意識を取り戻したんですか?」という質問に「5日後」と答えたり、「病院来たけど待ち時間こんな長いの…」「肝臓刺されたからしばらくの間はお酒が飲めません」と報告するなどしており、まだまだ全快というわけではなさそう。心身ともにかなりのダメージを受けていることは間違いないので、お仕事のほうも無理せず頑張ってほしいですね。(文◎小池ロンポワン)※タイトル画像はインスタグラムより

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