V長崎 高知に辛勝 名古屋、湘南、札幌敗れる

【2回戦、V長崎―高知ユナイテッドSC】延長後半15分、V長崎の幸野がPKを決めて勝ち越す=トランスコスモススタジアム長崎

 サッカーの天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、長崎新聞社など共催)第3日は3日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎などで2回戦29試合が行われ、J2のV・ファーレン長崎は高知県代表の高知ユナイテッドSCに2-1で競り勝ち、3回戦に進んだ。
 V長崎は1-1で延長戦に突入。延長後半15分に幸野が自ら獲得したPKを決めて勝ち越した。
 このほか、前回優勝のJ1浦和が流通経大を2-1で退け、リーグ戦で2連覇中の川崎は明大を1-0で下した。名古屋は鹿屋体大、湘南はヴィアティン三重にそれぞれ完敗し、札幌、松本も初戦で姿を消した。J1首位のFC東京は桐蔭横浜大に1-0で勝った。元日本代表の高原を擁する沖縄SVは広島に0-4で敗れた。
 2回戦の残り3試合は10日、各地で実施。3回戦は8月14日に行われ、V長崎はヴィアティン三重と対戦する。

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