参院選きょう公示 長崎選挙区 現職、2新人激突へ 21日投開票

 令和初となる参院選は4日公示され、21日の投開票日に向け17日間の選挙戦に入る。長崎選挙区(改選数1)には、現職、新人計3人が立候補する見通し。公示を翌日に控え、立候補予定者や陣営は最終準備に追われた。立候補の届け出は4日午前8時半から午後5時まで、長崎市尾上町の県庁1階大会議室で受け付ける。
 同選挙区に立候補を予定しているのは、自民現職で総務兼内閣府政務官の古賀友一郎氏(51)=公明推薦=、野党共同候補で国民民主新人の白川鮎美氏(39)、政治団体「NHKから国民を守る党」新人の神谷幸太郎氏(43)。
 古賀氏は午前9時から、長崎市元船町の大型商業施設近くで第一声を上げる。初日は諫早市でも出陣式を開き、島原市、南島原市、雲仙市を選挙カーで駆け回って街頭で支持を訴える。
 白川氏は午前9時から、長崎市江戸町の出島表門橋公園で第一声。初日は諫早市、大村市、佐世保市でも出陣式を開く。夜は佐世保市相浦町の飯盛神社で個人演説会を開く。
 神谷氏は県内に選挙事務所を構えず、街頭活動やポスター掲示はしない。選挙期間中はネットを活用して政策を訴える構えだ。

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