「いよいよ本番」「一丸となって頑張るぞ」-。参院選の公示を翌日に控えた3日、長崎選挙区(改選数1)に立候補予定の3人は支持者回りに奔走するなどし、17日間の戦いを前に緊張感が高まった。各陣営の事務所には「公示日まで あと1」と記された紙が張り出されるなどし、臨戦態勢。スタッフらは梅雨空に気をもみながら行程の確認や備品のチェックなど出陣式に向けた最終準備に追われた。
自民現職の古賀友一郎氏(51)は長崎市内や大村市内などで支持団体を回り、午後から出陣式に向けた打ち合わせ。長崎市出島町の事務所では、スタッフらがビラやはがきの仕分け作業のほか、後援会名簿、備品のチェックなどに追われていた。陣営幹部は「支持者回りをぎりぎりまでやる」と意気込んだ。
国民民主新人の白川鮎美氏(39)は西彼長与町内でつじ立ちをした後、長崎市内で支援者にあいさつ回り。同市江戸町の事務所では、おそろいの鉢巻きを締めたスタッフたちが日程調整や雨具の準備などに慌ただしく動き回っていた。陣営スタッフは「投票箱が閉まるまで全力で駆け抜ける」と気を吐いた。
政治団体「NHKから国民を守る党」の新人で、埼玉県所沢市在住の神谷幸太郎氏(43)は決戦を前に本県入りし、県庁で会見。「NHKの受信料問題について訴えたい」と述べた。
参院選きょう公示 長崎選挙区 陣営「いよいよ本番」 最終準備、緊張感高まる
- Published
- 2019/07/04 10:30 (JST)
- Updated
- 2019/07/04 11:52 (JST)
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