【月間アウォード】6月の受賞者が決定

日本時間7月4日、メジャーリーグ機構は4つの月間アウォード(月間最優秀選手、月間最優秀投手、月間最優秀新人、月間最優秀救援投手)について、6月の受賞者を発表した。月間最優秀選手にはDJレメイヒュー(ヤンキース)とチャーリー・ブラックモン(ロッキーズ)、月間最優秀投手にはゲリット・コール(アストロズ)とマックス・シャーザー(ナショナルズ)、月間最優秀新人にはヨルダン・アルバレス(アストロズ)とピート・アロンゾ(メッツ)、月間最優秀救援投手にはリアム・ヘンドリックス(アスレチックス)とジョシュ・ヘイダー(ブリュワーズ)が選出された。

レメイヒューは新天地ヤンキースで開幕からコンスタントな活躍を続けており、6月は打率.395、6本塁打、29打点、OPS1.092の大活躍。先日初受賞したばかりの週間最優秀選手に続いて月間最優秀選手も初受賞となり、ヤンキースでは昨年4月のディディ・グレゴリアス以来の受賞者となった。一方のブラックモンは打率.412、10本塁打、25打点、OPS1.276の好成績をマークし、2017年5月に続いて自身2度目の受賞。日本時間6月14~16日には2007年のラファエル・ファーカル以来となる3試合連続4安打以上を記録し、ロッキーズでは2017年7月のノーラン・アレナード以来の受賞者となった。

コールは6先発で38イニングを投げ、3勝0敗、防御率1.89、49奪三振の好成績をマークし、パイレーツ時代の2015年4月に続いて自身2度目の受賞。今季161奪三振はア・リーグ最多の数字であり、アストロズでは昨年5月のジャスティン・バーランダー以来の受賞者となった。一方のシャーザーは6先発で45イニングを投げ、6勝0敗、防御率1.00、68奪三振という驚異的なパフォーマンスを披露し、自身6度目の受賞。1920年以降の「ライブボール時代」で「月間防御率1.00以下&68奪三振以上」を達成したのは4人目の快挙だった。

アルバレスは日本時間6月10日にメジャーデビューを果たし、史上4人目となる「デビュー5試合で4本塁打」を達成。16試合で打率.317、7本塁打、21打点、OPS1.139の好成績をマークし、アストロズでは2017年7月のユリ・グリエル以来の受賞者となった。一方のアロンゾは日本時間6月24日に放った27号本塁打でメッツの新人シーズン本塁打記録を更新。28試合に出場して打率.307、9本塁打、21打点、OPS1.089の猛打を発揮し、4月に続いて今季2度目の受賞となった。

ヘンドリックスはチームの28試合中14試合に登板し、15イニングを投げて防御率0.60、22奪三振という素晴らしい成績をマーク。6月下旬からは故障離脱したブレイク・トライネンに代わってクローザーを務めており、今季ここまで防御率1.35と自己ベストのシーズンを過ごしている。一方のヘイダーは5月に続いて2ヶ月連続の受賞。6月は9試合に登板して13回1/3を投げ、対戦した44人の打者のうち25人を三振に仕留めるなど、わずか2安打、1得点しか許さなかった。

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