ロウ、ベリオス、ボガーツが代替選手としてオールスター選出

日本時間7月4日、メジャーリーグ機構は故障者の代替選手としてブランドン・ロウ(レイズ)、ホゼ・ベリオス(ツインズ)、ザンダー・ボガーツ(レッドソックス)の3名がオールスター・ゲームに出場することを発表した。それぞれ故障により戦列を離れているトミー・ラステラ(エンゼルス)、ジェイク・オドリッジ(ツインズ)、ハンター・ペンス(レンジャーズ)の代替選手となる。なお、今年のオールスター・ゲームは日本時間7月10日にインディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドで行われる。

ロウはオフに結んだ6年契約の期待に応え、開幕から正二塁手として活躍中。今季ここまで76試合に出場して打率.276、17二塁打、16本塁打、49打点、OPS.862の好成績をマークし、ア・リーグの新人王争いにおいて先頭を走っている。新人ながらオールスター・ゲームに選出されたロウだが、自打球により右すねに痛みを抱えており、試合には出場できない可能性もあるようだ。

ベリオスはチームメイトのオドリッジに代わって2年連続でオールスター・ゲームに選出された。昨年のオールスター・ゲームでは1イニングを無失点に抑えている。今季はここまで17先発で8勝4敗、リーグ6位の防御率2.89をマーク。6イニング以上の先発登板が15度もあるように安定したパフォーマンスを続けており、112イニングで与四球20と制球力の良さが光っている。

ボガーツは2016年にファン投票で選出されて以来、3年ぶり2度目のオールスター・ゲーム選出となった。前回出場時は二塁打を放ち、2打数1安打という成績を残している。今季は自己ベストの出塁率(.392)と長打率(.541)をマークするなど、好調なシーズンを過ごしており、出塁率(4位)、OPS(6位)、得点(2位タイ)、安打(7位タイ)、二塁打(1位)、塁打(5位)の各部門でリーグ上位に名を連ねている。

なお、指名打者として先発出場する予定だったペンスの欠場が決まったことにより、選手間投票によりオールスター・ゲームに選出されたJ.D.マルティネス(レッドソックス)が指名打者としてスタメンに名を連ねる予定となっている。

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