神域につき無断上陸禁止 みなべの鹿島、レジャーごみ絶えず

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和歌山県みなべ町沖にある鹿島

 和歌山県みなべ町沖にある鹿島で、キャンプやバーベキューなどレジャーを楽しんだ後のごみ投棄が絶えないことから、島を所有する鹿島神社は近く、無断上陸禁止やごみの投棄禁止を啓発する看板を島に設置する。

 鹿島は埴田漁港から約800メートル沖にあり、周囲約4キロ、面積2.6ヘクタールの無人島。吉野熊野国立公園に入っている。島には鹿島神社本殿がある。江戸時代には鹿島の神が津波から住民を守ったと伝えられ、毎年5月3日は、感謝の祭りとして明神祭を営んでいる。

 神社関係者によると、10年ほど前から空き缶などごみの投棄はあったが、近年は夏場、水上バイクやプレジャーボートで無断上陸し、ごみを残していくことが多い。バーベキューやキャンプをした後の網、テント、ビニールシート、食器類、ビールの空き缶、やす、水中眼鏡など、使ったものがそのまま捨てられているケースが目立つという。そのたびに、神社総代が片付けに苦労している。

 神社によると、島は社地のため無断上陸は禁止で、地元の渡船2業者については、利用者にごみの持ち帰りも徹底してもらうことを前提に、上陸を許可しているという。